マジック・ロケットペンダント アンティークジュエリー

秘密のロケットペンダント
イギリス 1780年頃
4カラーゴールド アゲート
2,6cm×2,5cm 厚さ0,5cm
Sold

イエローゴールドに放射線状の模様を彫り、その上に花器と中央の花がホワイトゴールド、左右の花がレッドゴールド、葉がグリーンゴールドの見事なスリーカラー・ゴールドで花瓶と花を表裏とも全く同じに表現してあります。
高度な技術とこんなに手間の掛かる仕事を両面にしてあるところが古い年代のジュエリーの魅力なのです。

このようなカラーゴールドは、金にいろいろな物を混ぜて作るのですが、いろいろな金属の微妙な配分を職人の感でやっているので今となっては再現することは不可能なのです。

このロケットペンダントは唯のロケットペンダントとは違います。だから僕はマジックロケットペンダントと名付けたんですから・・。

ではマジックの種明かしをしましょうか?



両面インタリオ 回転式 18世紀
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側面中央部の小さなノブを下に引くと中からインタリオが出て来るのですが・・・。
左右どちらからでも出せる特殊な構造で、一見どこからどのようにして開けるのか分からないのです。

こういうアクションのある物はいつも思うのですが、200数十年もの長い年月の間にいったい何回開け閉めしたんだろうと思うのです?何百回?いや何千回?もしかしたら何万回も開け閉めしたかも知れないのです!
それなのに今でもスムーズなアクションなのには本当に驚きます!金属の強度や蝶番の構造などに現代人には理解出来ないような工夫が凝らしてあるからなのだと思います。



拡大 何とインタリオは回転するスイベルタイプで、裏には紋章が彫られています。
紋章 インタリオ これは貴族の紋章でしょうが、上部に蛇を嘴に挟んだ鳥の頭部が彫られていまる非常に特徴のある珍しい紋章です。
いづれ貴族の名前も分かると思います。

細部まで丹念に彫られたインタリオは18世紀ならではの高い水準です。
粘土に押した画像 インタリオ  
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インタリオ 拡大 もう片面には錨に肘をついた女性が彫られています。錨は希望を意味します。

このような構図のインタリオを正式な紋章の裏に彫り、どこから開けるか分からない秘密のロケットに作ってあるのにはきっと何か訳があるのだと思います。こういう物は想像する楽しみがあるのです。

このように両面にインタリオを彫るのはとても危険な仕事です。
ちょっと油断すれば割れてしまいますから。
だから19世紀の物には皆無ですし、とても希少価値のある物なのです。

よころどころに残っている黒い斑点は、粘土を押した時についた物で、これは奇麗に取ることが出来ます。


インタリオ 粘土に押した画像 薄いドレスから足が透けて見える様子や、ドレスのドレープが巧みに表現されています。





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