ミクロパール(極小真珠)
ブローチ(モーニング・ジュエリー)
フランス 18世紀後期
Sold
これは僕が30年前に扱ったミクロパールのブローチです。
まだあの頃はミクロパールを知っている人はほとんどいなかった頃です。その後大英博物館の寄贈されたHull Grundy コレクションのミクロパールのジュエリーが本で紹介されてから知られるようになったのです。

実物のブローチ自体がとても小さな物なので、説明しないと誰もこの砂粒ほどの白い粒を真珠だなんて思わないでしょうね。

肉眼では小さすぎて粒かどうかさえも解らないのですから!!

真珠が採れる貝に偶然に出来た極小の真珠を探すだけでも大変なことなので、何故こういう物を作るようになったのか不思議です!

職人が偶然に極小の真珠を手に入れて試しに作ったのが評判になって、貴族のモーニング・ジュエリーとして人気を博した物かなと僕は思っています。

何しろこんな小さな真珠を沢山揃えるのには、相当な手間が掛かるわけですから値段も今では信じられないような高価な物だった思います。

エンジェルがお墓の上のハートを弓で射ようとしているモチーフは、余程愛した人が亡くなったのでしょう。

そして象牙の墓石を拡大してみると、何かを意識的に彫ってあるように見えるのです。
金の槍を持った馬に乗った騎士のようにも見えるのですが・・。

※※
ミクロパールに興味を持たれた方はきっとこれらの極小のアートにも興味を持たれる筈です!
(これらの品物は現在販売中です)

カーブド・アイボリー ブローチ
怖いほど繊細な象牙細工!!

《サクランボの種のペンダント》
ドイツの美術館にも所蔵されている貴重な作品!!
   





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