リボンの巾が少し狭いので、これに合うリボンをおつけします。
ジョージアン ローズカットダイヤモンド チョーカー ジョージアン ローズカットダイヤモンド チョーカー
イギリス 19世紀初期
ローズカットダイヤモンド、シルバー&ゴールド
5cm×2,7cm
Sold
このチョーカーを見ていると、ローズカットダイヤモンドの魅力は使い方次第だなと思えてきます。

19世紀初期ならではの繊細至極な細工と、銀の渋さの中で
儚くも美しく輝く様は、見る人の心を捕らえるものがあります。

画像では到底解らない魅力です。
でも、もし手に取って夜の灯りの下で見て頂ければ、アンティークのダイヤモンド・ジュエリーでも、極小のローズカットダイヤモンドの輝きが如何に美しいものであるかがきっとお解り頂けると確信しています!

先頃、ご紹介したスウェーデンのジュエリーも極小のローズカットダイヤモンドの輝きが魅力でしたが、僕はこのような作りのジュエリーを初めて見た時、ダイヤモンド・ジュエリーの本当の魅力は、絶対に石の大きさや4Cなどではなく、極小の石を連続して留めた時のシンチレーション(光の動き)だと確信したのです。

それ依頼いつも極小のローズカットダイヤモンドだけを使ってデザインされたジュエリーを探し続けているのですが、これが本当に少ないのです!ほとんど無いと言った方が良いぐらいです!!

このチョーカーに使われているローズカットダイヤモンドの小さな石は、直径が1mmにも満たない石を使っていますが、この大きさだとローズカット以外のカットは小さすぎて出来ないのです。

そしてこれだけ小さなダイヤモンドでも魅力的に輝くのは、ローズカットだからなのです!!

僕は、ローズカットダイヤモンドは極小の石ほど美しい輝きを発揮出来るのだ思っています!

それには繊細精緻な細工と高度な石留めの技術が必要ですし、繊細な細工ほど膨大な手間が掛かります!

でも小さな石だけの繊細なダイヤモンド・ジュエリーは決して豪華な感じでも高そうにも見えません!
だから商業ベースでは利益を出しにくいということで、普通は作ろうともしないのです。

極小のダイヤモンドだけのジュエリーは、現代では完璧に存在しないし、アンティークジュエリーでもそれは例外的な物なのです!!

このチョーカーは丹念に見ると、手間のかけ方が半端じゃありません!!

上下左右の縁は、石の台座が全部同じではなく、部分的に極小のローズカットダイヤモンドを一つづつ丸い台座にセットして蝋付けしているようにも見えるのです!

肉眼では余程視力の良い人でないと気がつかないような、細密な仕事です。
毎日の生活の中にまで美を意識した、優雅な人たちが居た時代ならではのダイヤモンド・ジュエリーとはこういう物なのだと僕は思います。

このチョーカーは首に付けた時にぴったり収まるように、アールが付いた立体的な形になっています。

これをベルベットかモワレのリボンで付けたらエレガントだと思いますね♪

ぜひ、皆さんに極小のローズカットダイヤモンドの輝きを手に取って味わって頂きたいと思っています。
ジョージアン ローズカットダイヤモンド チョーカー
ジョージアン ローズカットダイヤモンド チョーカー
ジョージアン ローズカットダイヤモンド チョーカー
首にぴったり収まるように湾曲した形です。
ジョージアン ローズカットダイヤモンド チョーカー
1円玉サイズ ←↓↑実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。
ジョージアン ローズカットダイヤモンド チョーカー
ジョージアン ローズカットダイヤモンド チョーカー アンティークジュエリー
拡大
全部同じにすれば簡単な物をこのようにもの凄い手間を掛けて作った人とその美しさを解っていた女性には感服です!
拡大
少し大きめのローズカットダイヤモンドはとても厚みのある石が使われています。

拡大 直径1mmほどの石を留めるのが如何に難しいことか!
しかも使っている石の数が半端じゃないんですから!
   
ジョージアン ローズカットダイヤモンド チョーカー
銀の部分がが厚くて金の部分が薄いのは、金が非常に高価だった時代の証です。


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