オペラグラス アンティーク
オペラグラス アンティーク
実物大 アルミニューム オペラグラス

フランス 1890年〜1900年頃
アルミニューム、エナメル細密画
5,2cm×9,7cm
オリジナルの皮ケース付き

19世紀に於いてアルミニュームは、まだ貴金属的な存在で、ブシュロンも高価なダイヤモンド・ジュエリーの素材として実験的にアルミニュームを使っていますが、オペラグラスのような贅沢な小物にもアルミニュームを使った物が作られていたとは驚きです!!

アルミニュームは軽くて柔らかいので、もしかしたら銀よりも模様を彫るには適しているのかも知れません。

アルミニュームの精錬には大量の電力が必要なので、世界的にもアルミニュームの量産が始まるのは1950年代に入ってからなのです。因みに一円硬貨が1955年から発行されました。

アルミニュームの部分の全面に彫られた繊細な模様は、如何にアルミニュームが彫りやすい金属かを示しているのです。それにしてもこの手間のかけ方は半端じゃありません!

美しいエナメルの細密画を施しているのを見ても、このオペラグラスが当時、相当な高価な物だったことが解ります!

オリジナルの皮ケース付きなので、ちょっとドレスアップしてオペラやコンサートに行かれる時に、このオペラグラスを持って行って使って楽しめるでしょう♪

アルミニュームの部分に僅かの変色が見られますが、問題のない範囲のことですし、他はとても良い状態です。



『アルミニュームにまつわる面白いお話』
フランスの科学者ドビーユは、粘土から電解法で生産したアルミニウムをパリの万国博覧会に展示した。出品タイトルは「粘土からの銀」であった。展示を見たナポレオン3世はドビーユに援助を始める。目的は甲騎兵の防具を改良するためであった。また、皇帝夫妻専用にアルミ製食器を作らせ、晩餐会では銀製食器を使う来賓の前でこのアルミ食器を自慢して食事をした。 ※ウィキペディアより

100円玉サイズ ↑↓実物大
ブラウザによって大きさが違います。青い○に100円玉を置いて100円玉の方が大きければ実物より小さいということです。
実物大
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パリのパレロワイヤルにあったお店の住所と店名が彫られています。
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アルミニュームの部分にはすべてに繊細な模様が丹念に彫られています!
この圧倒的な手間のかけ方がアンティークならではの魅力なのです!
拡大 ケース
これだけサイズが合えばオリジナルのケースと言えるでしょう。オペラやコンサートにこのオペラグラスを持って行く時に絶対に便利で楽しく使えます♪

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