ロッククリスタル リバースインタリオ 金箔工芸 アンティーク 金箔工芸 リバースインタリオ アンティーク
1円玉サイズ ←↑実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。
『キューピッドのお礼参り』
リバースインタリオ+金箔工芸
イタリア 1600年代後期(後期ルネッサンス)
水晶、金箔、シードパール、ハイキャラットゴールド
5,2cm×4,4cm×0,5cm(本体のみ)
重量21,8g
※フレームは18世紀後期
¥1,600,000-(税込)
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400年〜500年(後期ルネサンス)も前に作られたリバースインタリオと金箔工芸のコラボレーション!!
それはエセックス・クリスタルの原点なのです!!
これはミュージアムピースと言える逸品!!

モチーフの意味は、『恋の神様キュ−ピッドが恋愛が成就した御礼に勝利の女神に貢ぎ物を贈っているシーンです。
『ギリシャ神話に出てくる神様達は御礼を忘れられたりするとたいてい怒って罰を与てしまうから』という意味なのです。

南欧らしい植物と蜂が飛んでいるのも面白い!

この『キューピッドのお礼参り』はきっと恋が実った男性が女性にプレゼントするために作らせた物でしょう。
ロッククリスタル リバースインタリオ 金箔工芸 後期ルネサンス

この作品は、リバースインタリオと金箔工芸の技術の融合によるルネサンス後期の極めて希少価値のある傑作です!!

僕は37年間もこの仕事を続けていますが、今まで見たことも聞いたこともありません!!

リバースインタリオ(石の裏から彫ったインタリオ)は19世紀中期から20世紀初頭に人気のあったエセックス・クリスタルが知られていますが、『キューピッドのお礼参り』は、その原点と言える貴重な作品です!!

透明な水晶の裏ににカメオとは逆の沈め彫りで彫るということは、当然ながら、眼で彫りを確認しながら彫っているわけではないのです!(彫りが見える訳が無い!)
ということは、頭に3D画像が浮かぶような人が、感で彫っているのです!!

しかもこれだけ大きな水晶は貴重な材料なので、失敗は許されない仕事なのです!(今では天然の水晶は僅かしか採れなくなってしまったので、ほとんどが合成水晶です)

歴史上最初のダイヤモンドのカットの方法が開発されたのは1475年で、それによりダイヤモンドの粉末を使った宝石のカッターが使えるようになり、それ以前は石を丸く削ったカボッションカットしかなかったのに、多数の面をカットしたファセットカットが出来るようになるのです。

これは単なるジュエリーとは違います!
400年から500年も前に作られた立派な芸術作品です!!
絵画のように額装して飾っておき、そこから外してジュエリーとして使うのが良いと思います。もし、ルネサンス期の絵画を買うとしたら何十億円のお金が必要なのですから、これ以上のお買い得な物は無いでしょう!

それにこの『キューピッドのお礼参り』は、数百万円もする宝石を使ったジュエリーに優る、身に付けて楽しめるアンティークジュエリーでもあるのです!

中世鐙型サファイヤ リング アンティークジュエリー 中世サファイヤリング アンティークジュエリー
まだファセットカットが出来なかった中世のカボッションカットのサファイヤを使った指輪。画像をクリックしてご覧下さい。
裏

19世紀のリバースインタリオは全面を彩色してあるか、マザーオブパールを敷いてあるので、裏からは彫りが見えないのですが、これは裏から彫りが見えるのが特徴です。黒バックなので目立ちませんが、女神の足とドレスそれにキューピッドの体の一部の金箔が剥がれています。

フレームが18世紀後期ぐらいに作り直しされたのは、金箔が長い年月の間に剥がれたので、裏にガラスのカバーをセットする為に作り直しされたのだと重います。半分にカットされた真珠がオープンセッティングで裏から見えるのも珍しいことです。




エセックス・クリスタル フクロウ アンティークジュエリー
↑19世紀のリバースインタリオ(エセックスクリスタル)

ベルサイユ宮殿

16世紀になり、金箔技術は伝統工芸としてヨーロッパ、アジア諸国にて急速な発展を遂げました。
特にフランス、イタリア、日本に於いてその発展は顕著でした。
金箔は大変薄く(厚さ 約0,1ミクロン)、木、金属やガラスといったあらゆる表面を覆う事ができます。
金箔を張るための様々な技術が開発されていますが、棺や和屏風、ベルサイユ宮殿の装飾に見られる最も歴史のある水張りは、現在に至っても最も堅固な方法です。

水張りは、木、布、紙などの土台に数層の自然糊を塗り、乾いた後に水で湿らせ、筆を用いて箔を張ります。土台が再度乾燥すると箔が張り付きます。

金箔工芸の技術を使ったアンティークジュエリーは過去に見たことがありません!

しかも、インタリオの細密な彫りの中に金箔を貼ることは、普通の金箔工芸に見られない特別の仕事です!

金箔は貼る物に自然糊を塗って貼るようですが、このペンダントは貼った面が見えるので、糊は使えない筈なのです!

ではいったいどうやって貼ったのか全くの謎です!!
謎の技法があったということになるのです!!

それに彫りが見えるように、非常に狭い部分(女神の頭部は約3mm×3mm)に綺麗に金箔を貼るのは人間技とは思えない超難度の技なのです!!

ベラミに乗せたペンダント リバースインタリオの下にあるのは、ベラム(皮紙)を使った中世後期からルネッサンス初期の祈祷書の一部です。

このように白バックの場合は、透明な素材の水晶ならではの軽やかな美しさが感じられます。

服の色や柄によって変化を楽しめる使って楽しいジュエリーでもあるのです!♪


すでにヨーロッパでも紙は作られていますが、教会や王室などの重要な公文書は、1000年以上もの耐久力があるベラムと言われる羊や仔牛などの動物の皮で出来た特別の紙に手書きで書かれていたのです。ベラムの中でも最も高級な物は、子牛の皮で、この画像の祈祷書も子牛のベラムを使った極めて希少価値のある物です。まるで今作ったかのような完璧なコンディションですが、これはある本のページに挟まれていたからなのです。
側面 側面

厚さは5mmと薄いので見た目よりずっと軽い感じです。

水晶をこのように薄い板にカットするのは至難の技なのです!

水晶をこのように薄い板状にカット出来るようになったのは、ちょうどこのペンダントが作られた頃からなのです!

リバースインタリオは、石の裏からインタリオを彫って表から見る物なので、水晶のような透明な石だけが使われます。
このペンダントが作られる以前の時代のリバースインタリオは見つかっていないので、おそらくこれが歴史上最初のリバースインタリオではないかと考えられます。



ロッククリスタル リバースインタリオ 金箔工芸 アンティーク
斜めからの拡大画像で見ると、リバースインタリオならではの立体感が出ているのがよく解ります。女神の頭部はたった3mmぐらいしかないのに表情まで彫られているのはカメオでは出来ない事で、インタリオならではの事なのです。
 透明な水晶を彫っている時は眼で確認しながら彫れる訳ではありません。脳に3D画像が浮かぶような人でないと、彫ることは不可能なのです!こうして金箔を入れて初めてまるで黄金のカメオのように見えるのですから、これを作った作者には独創的な物を創り出すアーティストとしての才能があったのだと思います!

ルネサンス期には素晴らしい芸術作品が制作されていますが、この時代はジュエリー製作が高く評価されていた時代で、建築家の卵は最初にジュエリー製作の勉強をしたと言われています。それは宝石に頼ったジュエリーとは違う、この『キューピッドのお礼参り』のようなアーティスティックな作品が作られたいたからなのです!

このロッククリスタル・リバースインタリオ『キューピッドのお礼参り』は400年から500年も前に作られた素晴らしい芸術作品なのです!!
金箔工芸 リバースインタリオ アンティーク
ロッククリスタル リバースインタリオ 金箔工芸 アンティーク ロッククリスタル リバースインタリオ 金箔工芸 アンティーク 金箔工芸 リバースインタリオ アンティーク
金箔が一部剥離していますが、400年から500年もの時を経た物なので、なんら問題になる事ではありません。これ以上に剥離しないように、裏にガラスを填めてありますしね。

キューピッドが踏んづけている頭はいったいどんな意味があるのでしょう?
ロッククリスタル リバースインタリオ 金箔工芸 アンティーク ロッククリスタル リバースインタリオ 金箔工芸 アンティーク
『キューピッドのお礼参り』が作られた頃の西洋の出来事
1600年
シェークスピアの『ベニスの商人』が出版される

1609年
ガリレイが天体望遠鏡を発明

1682年
ベルサイユ宮殿が完成



『キューピッドのお礼参り』が作られた頃の日本の出来事

1615年頃 桂離宮の建設

1617年 日光東照宮が創建される

1680 綱吉が将軍に

元禄文化(元禄時代(1688年 - 1707年)

1689年 「奥の細道」

1701 赤穂事件 「忠臣蔵」

1円玉サイズ ←↑実物大
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インタリオとリバースインタリオに付いては《知られざるインタリオ》でご覧下さい。


金箔工芸を使った作品
クリムト ビザンチン モザイク画
グスタフ・クリムト
「接吻」1907-08(黄金時代の代表作)
「黄金時代」と呼ばれる作品群には、写実的な人物描写と金と幾何学的な模様を融合させ作り出す装飾的な画面が特徴です。これは東方ビザンティン様式のモザイクや日本・東洋の影響が見られます。
ビザンティン美術の例:アヤソフィアにある、キリストと11世紀の皇帝コンスタンティノス9世夫妻のモザイク画
金閣寺  
金閣寺 (鹿苑寺) 1394年  

19世紀のリバースインタリオとエセックス・クリスタル
エセックス・クリスタル 鳥 アンティークジュエリー
画像をクリックしてご覧ください
エセックスクリスタル ブローチ
(リバースインタリオ)

ロッククリスタル、18K
イギリス 1860年頃
2,2cm×3cm×1,2cm

Sold
蟻が彫ったとしか思えない、絶対に不可能な彫りがサイン代わりのエセックスの絶品!!!♪

細工物がお好きな方は、絶対に逃してはいけません!

拡大画像を見て頂くのが楽しみです。

エセックス・クリスタル 大鹿 アンティークジュエリー
エセックス・クリスタル ペンダント
「大鹿」
ロッククリスタル(水晶)、シードパール、15K
5,8cm × 4,3mm (バチカンを含む) 厚さ1,6cm
Sold

エセックスクリスタルの絶品!!
大鹿の表現が素晴らしい!!
エセックス・クリスタル 鳥 アンティークジュエリー

画像をクリックしてご覧ください

エセックス・クリスタル ブローチ
「インコ」
リバースインタリオ
ロッククリスタル(水晶) 
天然真珠 15k
タテ3,5cm
イギリス 1860年頃
Sold

エセックス・クリスタル アンティークジュエリー
エセックスクリスタル(リバースインタリオ) クラバットピン
「近づく馬車」
ロックリスタル(水晶)、18K
イギリス 1870年頃
直径 2,2cm
ピンを含む全長 7cm
Sold
この独創性が面白い!
リバースインタリオ アンティークジュエリー
画像をクリックしてご覧下さい
ロッククリスタル リバースインタリオ クラバットピン
フランス以外のヨーロッパ
19世紀後期
ロッククリスタル(水晶)
ゴールド
Sold
石の特徴を最大限に活かしたアーティスティックな素晴らしいリバース・インタリオ!!♪
 



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