非加熱アメシスト　ブローチ　オリジナルケース付き　アンティークジュエリー

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ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉（直径2cm）を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。

アメジスト　ブローチ
フランス　1870年頃
アメシスト、ローズカットダイヤモンド、シルバー＆ゴールド
4,1cm× 3cm（アメシストの大きさ1,2cm×1,7cm）
オリジナルケース付き
Sold

このアメシストは、過去に見たことのない透明感のある爽やかな美しさを感じる石です。

ルーペで見ると驚くことに、全くインクルージョン（内包物）が見えないのです。
だからこれだけ透明で美しいのです。

カットも素晴らしく、エッジから紫色の実に魅力的な輝きがあるのです。

フレームの作りもしっかりした良い作りで、粒金のようにも見える細工は、銀のフレームから彫ってあるのですが、これは高度な技術を持った職人が大変な手間をかけないと出来ない細工なので、このアメシストのブローチが当時、ハイクラスのジュエリーとして作られたことが分かります。

ローズカットダイヤモンドの少し大きな石はとてもクリーンでカットも優れた石が使われています。

当然ながら、価値ある宝石を使ったジュエリーは細工も素晴らしいってことなのです。

紫は日本でもヨーロッパでも高貴な色とされていますが、古代ローマでは、ある種の貝を材料にした染料で染められた紫の衣服は、眼の玉が飛び出るほど高価だったようです。

だからアメシストは、高位の聖職者の指輪や王笏（おうしゃく）に使われているのです。

イギリス王室の王笏
世界最大級のダイヤモンド（スターオブアフリカ）の上に素晴らしいアメシストがセットされています。

当時の最上質のアメシストはサイベリアンアメシスト（シベリア産）で最高級の石は濃い紫ですが、これは色が薄くても全くインクルージョン（内包物）が見えない素晴らしい透明感があり、サイベリアンアメシストのように、夜にいっそう輝くことから、サイベリアンアメシストの可能性もあるかも知れません。

夜になると、エッジから紫色の実に魅力的な輝きがあり、上質のローズカットダイヤモンドの輝きと相まって何とも美しいのです！♪

こういう美しいアメシストは、現代ではほとんど入手不可能な状態です。
あらゆる宝石が枯渇して、ほとんど100％近いと言っても過言ではないほど、加熱処理された石ばかりだからで、特にアメシストは加熱することによっていろいろな色に変化するので、安い価格のアメシストを加熱処理することで、利益をむさぼっているのです。

現在、加熱処理されていない非加熱で天然のままの石は、加熱処理された石に比べて最低でも2倍から3倍、石によっては5倍から10倍もの高い値段で販売されているのです！！

加熱処理やその他の人工処理が始まるのは、1970年代からですが、早い物は1950年代から始まっているようです。

僕が扱っているアンティークジュエリーは、1930年代までの物なので、使われている石は天然のままの美しい石ばかりです！！

現代の宝石業者は、言い訳がましいことをいろいろ言っているようですが、加熱処理された石と非加熱の石では当然美しさが違います。石の照り（輝き）が違うのです。

まあ、死んだ石と生きている石って感じですね。
それだけの違いがあるから、価格も当然違うって訳です！

だから、上質の色石を使ったアンティークジュエリーほどお買い得な物はないと言えるのです！！

だって、石が天然のままなのは当たり前なうえ、細工が現代のジュエリーとは比較にならないぐらい素晴らしいし、アンティークとして希少価値があるからです！！

アンティークジュエリーは裏の細工と仕上げで、グレードの差がはっきり出るものですが、これはハイグレードのジュエリーの見本のよなうな完璧な仕事です！

安心して使えるストッパーも付いています。

グランドピアノのような美しい形のオリジナルケースに入っているのが素晴らしい！♪

こういう立体的な形のケースは、ベースを木で作ってそれに皮を張ってあるのですが、現代の何百万円もするジュエリーでもこんなに素晴らしいケースには入っていないんですからね～（笑っちゃいますよ）。

アンティークジュエリーのある程度のクラスの物は、それに合わせてケースが作られていますが、ほとんどの場合無くなっていて、ケースが付いていないのが普通です。

だからこういうオリジナルのケースが付いていることは、とってもラッキーなんです！