エドワーディアン ファッション
イラストレーターが描いたエドワーディアンのファッション画。ヴィクトリアンの重くて厚手の生地とは違い、軽やかで薄での生地を使ったエレガントなドレスなのが分かります。丁度プラチナがジュエリーの革新的新素材として登場するので、ジュエリーのデザインも革命的に変化して、ネグリジェネックレスのようなモダンなデザインのジュエリーが作られるようになったのです。

ネグリジェネックレス アンティークジュエリー ネグリジェネックレス アンティークジュエリー 実物大
1円玉サイズ
↑実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。
ネグリジェネックレス アンティークジュエリー

天然真珠 ネグリジェ ネックレス
フランス 1910年頃(ベルエポック・エドワーディアン)
天然真珠、オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド
ローズカットダイヤモンド、プラチナ&ゴールド(18k)
ハンドメイド・プラチナチェーン46cm
ペンダント部分4.8cm×2.1cm 
大きな天然真珠 直径0.9cm と0.7cm

ネグリジェ・ネックレスはネグリジェ(寝間着)に付けるネックレス??な〜んて思われる方もいらっしゃるでしょうが、negligeeは本来ふだん着,平服,略服などのことなのです。

ネグリジェ・ネックレスは、宝石をセットした左右で長さの違う二本の足がエレガントに揺れるデザインが定番で、普通は二本の足が垂直に下がる構造です。

上流階級の女性が普段着に付けたジュエリーなので、控えめでエレガントな雰囲気があり、シンプルでモダンなデザインは現代の生活の中でも使いやすいのが魅力です。

ネグリジェネックレスは日本でもとても人気があるので今まで随分扱ってきましたが、このネグリジェネックレスのように天然真珠がメインの物は初めてです。

このネックレスは表面の薄い部分だけがプラチナのゴールドバックなので、プラチナの出がけで非常に高価だった1910年頃に作られていますが、この年代から1920年代初期までは天然真珠が最も人気があり非常に高価だった時代です!

当時の天然真珠はダイヤモンドよりも高価だったので、このネグリジェネックレスに使われているような大きさの天然真珠は相当に高価な物だったのです。

ネグリジェネックレスは普段着に付けるジュエリーなだけに、ダイヤモンドよりも高価な天然真珠で、これほど上質で大きな天然真珠を使ったネグリジェネックレスは滅多に無いとても珍しい物なのです!

それだけにこのネグリジェネックレスの作りは見事です。
二つの大きな真珠の台座の裏が美しい透かしになっているのは、この天然真珠が当時如何に高価な物であったかの証なのです!

二本の足は中央部の真珠が付いた部分が可動する構造で、エレガントに揺れるような気を遣った作りなのもグレードの高いジュエリーとして作られたことを物語っているのです。

側面からの画像で、小さな真珠が扁平なのが分かりますが、これも天然真珠で真円の珠が如何に高価だったかの証です。

そしてチェーンはこの時代としては充分な太さのあるハンドメイドのチェーンです!

プラチナが今の数十倍もしていたことを考えるとチェーンだけでも、莫大な金額になるのです!


1円玉サイズ ←↑実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。
ネグリジェネックレス アンティークジュエリー
ネグリジェネックレス アンティークジュエリー ネグリジェネックレス アンティークジュエリー
ネグリジェネックレス アンティークジュエリー  

さらにネグリジェ・ネックレスをご覧ください。

ページトップ

Free Call 0120 974 384 年中無休。平日 AM 10:00 - PM 11:00 、土日 AM 11:00 - PM 11:00。携帯電話もOK