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シードパール フラワー ブローチ イギリス 1890年頃 シードパール(天然真珠)、15ctゴールド アンティーケース付き Sold これぐらいの大きさの天然真珠をシードパール(シードは種の意味)と言って、19世紀後期から20世紀初頭に特にイギリスで多く作られました。 花びらの中心についている少し大きな真珠は真円ですが、他の小さな真珠はすべて半円にカットされたハーフパールが使われています。 このブローチの真珠はすべて上質の珠でコンディションも、今つくられたかのように完璧です!♪ 小さなハープパールは今の安物のシードパール(養殖真珠)のように接着で留めてある訳ではありません。 すべて小さな爪で留めてあるのですが、これはパベ留めと言ってとても難しい技術なのです。ミキモトも戦前にはパベ留めが出来る職人がいたのですが、戦後は作らなくなっています。 天然真珠については《知られざる天然真珠の魅力》でご覧ください。 |
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葉脈を彫った2枚の小さな葉や、花びらや茎の形も綺麗な仕事ですし、全体の形も実に美しい!♪ シードパールのジュエリーは作りが雑な物もあるのですが、これはもちろん真珠の留め方が完璧です! |
どこから見てもしっかりした作りで完璧なコンディションです。 |
もちろん裏の仕上げも素晴らしい。 |
アンティークケース 僕が扱っているクラスのアンティークジュエリーには、昔はすべてハンドメイドで専用のケースが付いたいた筈ですが、今となってはほとんどの場合はケースが無くなっているのです。 このブローチに付いているケースはオリジナルではありませんが、アンティークのケースです。 革の鞣しと染色の技術はジュエリーと同じで、昔の方が数段優れているので、色や風合いはアンティークのケースならではの魅力があります。 箔押しの技術も同じでこのような繊細な箔押しは今では出来なくなっているのです。 だからアンティークのケースが付いていれば大変ラッキーなことなのです。 |