扇型 赤銅 日本 金工 ブローチ アンティーク
実物大 扇型 赤銅 日本 金工 ブローチ アンティーク
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ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。
扇型 SHAKUDOU ブローチ
日本 1880年頃(明治初期)
赤銅、ゴールド、シルバー
4cm×6,5cm  重量27,3g
Sold

扇型 赤銅 日本 金工 ブローチ アンティーク 拡大1
扇型 赤銅 日本 金工 ブローチ アンティーク 拡大2 『日本の金工は世界一!!』

日本独特の赤銅に見事な金銀象嵌!!
刀剣小道具の金工は世界で最も優れた金細工だったのです!
明治になって刀を作れなくなり、小道具や鐔(つば)を作っていた金工家が輸出用に作った作品なのです。

日本の明治時代は欧米で言えば、産業革命の時代で、近代的な工業が始まったばかりで、まだ輸出出来るような工業製品がなかったので、このような日本ならではの金工の作品がジュエリーとして輸出されたのです。

赤銅は銅に3〜 5%の金を加えた合金で、発色処理を加えると、青紫がかった黒色になります。

世界一と評価されている日本の刀剣と小道具の金工は世界に誇れる小さな美術品なのです!!

可なり重い物なので、帯留めにするのがベターでしょう。


このブローチは金象嵌ではなくて渡金された物で、水銀を焼き付ける金メッキです。
普通の電気メッキより数段厚い金メッキなので、耐久力が抜群にあるのですが、水銀が蒸発留時に毒性の強いガスが発生するので、ある時期から禁止されています。

因みに奈良の大仏は、元は鍍金された物です。



鍔 これは江戸時代の赤銅の鍔です。

江戸時代になると実戦用の鍔とは違う、装飾性の強い鍔が作られるようになったのです。

大名が参勤交代で江戸に来るたびに、上位の武士はこのような鍔を買い求めたので、江戸時代には工芸として魅力のある様々な鍔が作られたのです。

日本刀の鍔のような物は、西欧の刀には無いので、このような美しい鍔は日本だけの物なのです。



扇型 赤銅 日本 金工 ブローチ アンティーク
扇型 赤銅 日本 金工 ブローチ アンティーク 拡大3
扇型 赤銅 日本 金工 ブローチ アンティーク こういう日本独特の技術が現代日本のジュリーに充分活かされていないのは残念です。
扇型 赤銅 日本 金工 ブローチ アンティーク 拡大4
裏 裏は銀です。

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