エイグレット型　ダイヤモンド　トレンブラン・ブローチ＆髪飾り　アンティークジュエリー

【マリーアントワネットも付けていたエイグレット（白鷺の羽の髪飾り）のイメージで作られたダイヤモンド　トレンブラン・ブローチ＆髪飾り】

エイグレットは18世紀～19世紀にかけてヨーロッパ各国の王妃や貴族に絶大な人気があった髪飾りで、白鷺の絶滅が心配されたほどだったのです！

マリーアントワネットはエイグレットとダイヤモンドの髪飾りを組み合わせて使っていて、ネックレスをしていないことからも、マリーアントワネットにとっては、髪飾りが最も重要だったのでしょう。

ケネデイ大統領夫人のジャクリーンが、イランのパーレビ国王夫妻を国賓として迎えた時に、パーレビ王妃のジュエリーに対抗するために、自分の所有するジュエリーの多くを処分して、アンティークのダイヤモンド　トレンブラン　ブローチを買い求め、高く結い上げた髪にそれを付けたと言われています。

彼女は明らかに、マリーアントワネットのエイグレットとダイヤモンドを髪飾りにしたファッションを規範にしたのだと思います。

このページを作るために、エイグレットを付けた貴婦人の画像を探してみたら、その多さに驚きました！
これでは白鷺が絶滅しかかったのも頷けます。
それらの貴婦人の中には、マリーアントワネットと同じように、ネックレスを付けずにエイグレットとダイヤモンドの髪飾りを付けて写真を撮らせている人がいることからも、100年以上の時を経てもマリーアントワネットのファッションにあこがれる女性たちが多かったことが分かります。

画像左はエイグレット型のダイヤモンド　トレンブラン　ブローチ＆髪飾りで、白鷺の羽のイメージでデザインされた物で、且つ、白鷺の羽のように優雅に揺れる独創的な作りのトレンブランなのです！！♪

約12ctの上質のオールドヨーロピアンカット･ダイヤモンドがセットされていますが、最も大きな石は0,75ct以上あり、この石は驚く程美しく、まるでゴルコンダ・ダイヤモンドのように白く美しく輝いています！！♪

このエイグレット型　ダイヤモンド　トレンブラン　ブローチ＆髪飾りは、ドレスアップした時に使うジュエリーですが、特にウエディングドレスを着た時に、ネックレスを付けずにマリーアントワネットのように髪飾りとして使ったらどんなに素晴らしいことか！♪
その家に代々伝わる美しい宝物になることは間違いありません！

では拡大画像を見て頂きながら詳しくお話致しましょう。

エイグレットと髪飾りを付けた貴婦人
画像をクリックしてご覧ください

中央の最も大きくて美しいダイヤモンドは、ケースを開けただけで、揺れ始め、いつまでも揺れているのです！！

余りに綺麗にいつまでも揺れ続ける様子には感動してしまいます！♪

しかも、二番目に大きな石も揺れますし、ナイフエッジ（細い板上）の部分のAとBまで揺れるのです！！

僕は36年前にスウェーデンのダイヤモンド　トレンブラン　ブローチを扱って依頼、数々のトレンブラン・ブローチを扱って来ましたが、このブローチ＆髪飾りのように、ほとんどの部分が揺れる物は初めてです！！

このエイグレット型　トレンブラン・ブローチ＆髪飾りは、貴婦人が頭部に付けた白鷺の羽が優雅に揺れる様子を、ダイヤモンド　トレンブランで再現した独創的なダイヤモンド　トレンブランなのです！！

これは元は髪飾りのパーツがあった筈ですが、今は無くなっていますので、名人X師に再現してもらうことになっています。
加工代は別途掛かりますが、18金で20万円まで見て頂ければ良いと思います。

←実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉（直径2cm）を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。

エイグレット型　ダイヤモンド　トレンブラン・ブローチ＆髪飾り
フランス　1880年頃
オールドヨーロピアンカット･ダイヤモンド、シルバー＆18ctゴールド
6.8cm×5,5cm
オリジナルケース付き
Sold

ナイフエッジは金の薄い板を縦に使った物で、正面から見ると、細い線にしか見えないのです。

金の板を叩いて鍛えてバネのように弾力性を持たしているのです。

普通のトレンブランは、一つか二つの花びらの裏に、コイル状のスプリングを付けて、花びらが回転するように揺れるのです。

だからこのトレンブランのように、白鷺の羽が揺れるような揺れ方は、独創的な物で、特別にオーダーされた物であることを示しています！

ブローチのピンをネジで外して髪飾りとして使う場合は、ナイフエッジの部分が、よりいっそう揺れるのですが、それは正に白鷺の羽のように優雅に揺れるのです！！♪

　ダイヤモンドはすべて上質の石ですが、特に一番大きな石はゴルコンダダイヤモンドのように白く輝く実に美しい石が使われています！！実物をご覧になればきっとその美しい輝きに驚かれると思いますし、現代のダイヤモンドよりもずっと魅力的な輝きに感激されると思います！！

　現代のダイヤモンドはどれも同じような輝きですが、現在のブリリアンカットのダイヤに比べて、オールドヨーロピアンカットのダイヤモンドは、ファイア（虹色の光）、ブライトネス（白い輝き）、シンチレーション（表面反射の輝き）のどれもが、美しいと感じます！

　今のダイヤモンドはほとんどの石が、ディープ・ボイリング（強酸による煮沸）の処理がなされていますが、アンティークのダイヤモンドには、そんな処理がされていなく、天然のままの石なのです！！

　そして、約12ctもの上質のダイヤモンドを使った、抜群に希少価値のある美しいダイヤモンド　トレンブランの価格が如何にお安い物であるかがお分かり頂けると思います！！

　アンティークのダイヤモンドは、4Cの基準に合わないというだけで安くなってしまうのですが、それはアンティークジュエリーの価値が分かる人にとっては何とラッキーなことか！！（笑）

【時を超えて語りかける小さな芸術】
ナイフエッジの部分に連続してセットされたダイヤモンドは、ちょっと離れて見ると、ナイフエッジの部分が目立たなくなるので、まるで連続するダイヤモンドが宙に浮いているような感じになり、何ともファンタジックな輝きに見えるのです！♪

現代のダイヤモンド・ジュエリーは、どんなに有名ブランドの物でも、石が高価なだけの見るにたえないつまらない物ばかりです！

アンティークの優れたダイヤモンド・ジュエリーは、石だけの価値ではないのです！

高度な技術が無ければ作ることが出来ない、素晴らしいデザインは、時を超えて語りかける小さな芸術なのです！！

【ナイフエッジは手作りの証】
ナイフエッジの部分を裏から見ると、表から見た時よりもだいぶ太くなっていることに気がつかれましたか？

これはヤスリで擦って表からは、細い線にしか見えないようにしてあるのです。

だから見た目より、耐久力があつのです。

それにして裏の完璧な作りと美しい仕上げは、ハイクラスのアンティークジュエリーの中でも希に見る物です！！

石の裏の開け方と磨きはアンティークジュエリーでも滅多に見ない美しさです！



オリジナルの素晴らし皮ケースには、オーダーされた証と言える銀のイニシャルが付いています。