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エトルスカン コーネリアン スカラベ シールリング 『巨人伝説』 スカラベ(インタリオ)はエトルリア 450BC リングは15〜18ctゴールドの1780ー1800年頃の物で、グラント・ツアーでイギリス貴族の若様が持ち帰って物だと思われます。 サイズ約18号(変更可能) スカラベ(インタリオ)の大きさ 1cm×1,3cm 重量5,3g Sold |
古代エジプトのスカラベの影響を受けた物でしょうが、石が古代エジプトの物には見かけないマット感のある美しいコーネリアンを使っているのが魅力です。 エトルリアは、紀元前8世紀から紀元前1世紀ごろにイタリア半島中部にあった都市国家群で、古代ギリシアとは異なる独自の文化を持っていました。当時としては高い建築技術を持ち、その技術は都市国家ローマの建設にも活かされました。 金細工では、歴史上最も小さな粒金細工の技術を持っていたことでも知られており、信じられないほどの細い金線を使った美しい縒り線でも知られています。 カステラーニの作品や1870年代にエトルスカン・リバイバルとして、繊細精緻なゴールドジュエリーが作られて大変人気がありましたが、古代エトルリアのゴールドジュエリーは、その原点なのです。 このスカラベは、裏のインタリオのモチーフが実に面白いもので、尻尾のある巨人が彫られていますが、エトルリアのは『巨人伝説』があったのかも知れません。 ロマンがありますね〜♪ 古代の人々の息吹が感じられるではありませんか!♪ スカラベを留めるための穴は貫通していますが、今のような電動ドリルが無かった時代では、固いコーネリアンに穴を貫通させるのは、想像を接する困難なことだったのです。 古代エトルリアは豊かな文化を誇った国ですが、それを彷彿させる本当に面白いモチーフです。 シャンクは1780年〜1800年頃の物ですが、約2,500年も前に作られた極めて貴重な古代エトルリアのスカラベ(インタリオ)であることを考えると、この指輪がいかに稀少価値の高いものかお分かり頂けると思います。 シャンクは18世紀の物なので、サイズ変更は可能です。 |
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古代エトルリアの素晴らしい金細工 大きさは分かりませんが、耳に付けた物のようなので、大きな物ではないと思います。 それだけに繊細至極な金細工と言えるのです。 もっと大きな拡大画像でないと分からないですが、内側の連続する小さな金のボールには、眼に見えないほどの極小の粒金がびっしり鑞付けされているのです。 それに面白いことに気がつきました!! 外側から三列目の連続する金のボールは、それぞれが金線で回りを囲まれていますが、何と、これは19世紀初期のゴールドジュエリーに見られる『カンティーユ』の一種に違いありません! カンティーユの原点は古代エトルリアの金細工にあったということなんです! 530〜480 BC 大英博物館蔵 |
エトルリアは、紀元前8世紀から紀元前1世紀ごろにイタリア半島中部にあった都市国家群。ギリシャ語ではティレニア 。 各都市国家は宗教・言語などの面で共通点があり、統一国家を形成することはなかったものの、12都市連盟と呼ばれゆるやかな連合を形成し、祭司・軍事で協力することもあった。 ウィキペディア |