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『黄金の輝きの中に浮かび上がるデイオニュソスの杖』 古代ローマ ガーネット インタリオリング 古代ローマ 200AD 約22ctゴールド 重量13,5g サイズ約10号(変更不可能ですが、アジャスターを作って小さなサイズとして使うことは可能です) Sold インタリオも指輪もすべてオリジナル!! |
ディオニュソス 古代ローマ2世紀 |
ポンペイ遺跡の「秘儀荘」にある「ディオニュソス秘儀の絵」 |
ディオニュソス(バッカス)は、ギリシャ神話に登場する酒の神ですが、古代のローマでは、ディオニュソスの神が広く人々の信仰の対象とされていました。 2000年前、ベスビオ火山の突然の噴火で埋没したポンペイの秘儀荘には『ポンペイ・レッド』と呼ばれる、赤を基調とした見事なの壁画の数々が残されていますが、中でも「ディオニュソス秘儀の絵」が有名です。 |
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Mailice(1899) ウィリアム・アドルフ・ブグロー デイオニュソスの杖(テュルソス)を持つバッカンテが描かれています。 |
デイオニュソスの杖(テュルソス)を持って踊るバッカンテ。 ギリシアのアテナイに紀元前5世紀にあったオリジナルのローマンコピー(AD 120-140) |
デイオニュソスの杖(テュルソス)は、オオウイキョウ(大茴香)の茎を葡萄の葉で覆った杖で、時にリボンで結ばれていることもありますが、必ず松笠を上にのせています。 象徴: |
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【黄金に輝く背景にデイオニュソスの杖】 僕が過去に扱った古代ローマの指輪でガーネットを使った物は二点だけですし、これほど透明感のある美しい石は初めてです! ガーネットは硬度7の固い石ですが、この時代に薄いプレートにカットするのは至難の業だった筈です。 透明感のあるガーネットを薄いプレートにしてあるので、下の金の色が反映されて、黄金に輝く背景に、デイオニュソスの杖が浮かび上がって見えるのです! 僕はこれほど印象的な古代ローマのインタリオを見たことがありません! それは当時、これだけ美しいガーネット自体が入手困難だったこと、薄いプレートにカットするのが難しかったからに違いありません! 【シンプルで美しいデザイン】 ディオニュソスを彫るのではなく、ディオニュソスを象徴する杖を彫ったシンプルなデザインは、時代を超えたモダンな感覚です! 指輪のデザインは、典型的な古代ローマのスタイルですが、全体に丸みを帯びた実に美しい形です! 【これは以上はない贅沢な金の使い方】 この指輪は手に持った時にずしっとくる重みがあり、この時代の同じタイプの指輪に比べて約2倍もの重さがあるのです!!(普通のアンティークの指輪の約3倍) 【完成度の高い素晴らしい作り】 全体に丸みを帯びた美しい形と、約2000年もの時を経ても作られた当時のままのような完璧な石留めは、現代の技術では絶対に不可能な素晴らしい技術で作られた証です!! 古代ローマのハイクラスの指輪でも、これほど高度な技術で作られた指輪は希に見る物なのです! 【どんな人物がこの指輪を作らせたのか?】 これまで説明したことで、この指輪を作らせた人物が徒者ではなかったことが分かります! この指輪は、ディオニュソスの神を信仰していたローマの貴婦人が、強い信仰心と相当なお金を使って特別に作らせた指輪に違いないのです!! 唯、裕福なだけの人物ではこのような指輪を作らせることは出来なかった筈です! 強い信仰心があったからこそ、作ることが出来た指輪なのです! 現代に於いて、このようなハイグレードの古代ローマの指輪ですべてオリジナルの物を美術館以外で見ることが無いのは当然のことなのです!! ガーネットに僅かに傷がありますが、これだけの希少価値のある、古い年代の指輪としては、全く問題にならない小さなことです。 これほど美術的希少価値のある古代ローマの指輪を扱えることを、僕は誇りに思います! |
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この完成度の高い作りと洗練された美しい形には惚れ惚れします! | |
約2000年の時を経た高い純度の金の指輪ならではの、古の金の輝きは、現代人の心を捕らえて放さないのです! しかもサイズ約10号と、現代の日本人の女性にぴったりのサイズなのは、とってもラッキーなことだと思います。 |