ADAMS 単眼鏡 アンティーク
ADAMS 単眼鏡 アンティーク

単眼鏡(テレスコープ)
ADAMS作 1760年〜1795年
英国国王ジョージ三世の御用達
約15ctゴールド(金属検査機で検査済み)
8,7cm×4,4cm
縮ませた時 3,1cm×4,4cm
オリジナル皮ケース付き
|1,200,000-

この単眼鏡の彫金は、まるでジョージアンの最高水準のゴールドジュエリーの仕事です!!

38年間もこの仕事をしていますが、こんな凄い物に出会うとは感動です!!♪

僕も現代の単眼鏡は持っていますが、小さな物で美術館でガラスケースの奥にある小さな細工物などを見る時に使っています。

でもこの単眼鏡はちょっと用途は違いますね。
たぶん、狩猟や自然観察に使う為に王族か貴族が特別に莫大なお金を掛けて作らせた物だと思います。

金が今の数十倍はしたと言われている頃で、時計師のピンチバック(1710年〜1783年)が金の代用品として合金のイミテーションゴールド(ピンチバック)を作ったのもその為です
。そんな時にレンズを含めてですが、総重量が117gもあるのですから、当時は金地金の価格だけでも、大変な高額な物になるのです!
もし今の20倍だとすれば約800万円ということになるのです!

オークションの過去のカタログを調べても、この手の物は真鍮
や良くても銀を使った物ばかりで、金の物なんてほとんど無く、あればずっと落ちる細工でも、もっと高価で落札されています!

絶対に二度と出ない最高に美しく贅沢な単眼鏡!!!
もし出ても価格はこの何倍もの価格になるでしょう!!
これは正真正銘の掘り出し物!!!


『アダムス伝記』

ジョージ・アダムス、父と二人の息子、ジョージ・ジュニアとダッドリーは、
ロンドンで80年間に渡って名声を誇った器械製作者。
代々、王の製図器械製作者の地位を得た。
三人とも科学器械を主とした科学についての著作がある。

ジョージ(初代)は、1709年ロンドンに生まれ、修行を経て、1734年に器械製作事業を興す。
彼は最初の妻との間に5人の子がおり、次の妻にさらに9人の子をもうけた。
東インド会社は彼から器械を購入し、軍需品部門の公式製作者でもあった。
彼は、地球儀、太陽系儀、顕微鏡、望遠鏡、定規、四分儀、(計器の)目盛盤、といった全ての範囲にわたる科学器械を製作した。
需要を満たす為に、彼の息子を含む何人かの弟子を雇った。

1757年、仕事のほとんどが無効になったひどい火災に見舞われて、一年の良い時期が奪われたのにも関わらず、
彼はビジネスを再興することができた。
器械製作ビジネスに加えて、彼は顕微鏡研究(1746)と地球儀(1766)を含む著作をしている。
彼の「マイクログラフィア・イラストラタ(例解細書術)」は、顕微鏡の歴史に永遠に残る功績を残し、彼の多くの本は版を重ねた。

彼は市民としての義務からも逃げなかった。彼は、聖ブライド教会の上級教区委員でもった。これは思われているよりもずっと重要で責任のある立場で、
彼は教区の貧しい人々や病人、お年寄りの面倒を見るための毎年50万ポンドにも及ぶ基金を管理しなければならなかった。

1757年、彼はプリンスオブウェールズの器械製作者となった。1760年に皇太子がジョージ3世として即位すると、ジョージ・アダムスは王の器械製作者に任命され、
彼は終生その地位にいた。
ロンドンの科学博物館に展示されている、壮大なジョージ3世のコレクションのなかの器械にいくつかは、彼が作った物である。

ジョージ(父)が1772年に死に、彼の妻アンと息子のジョージ(同名)は、受け継いだビジネスを数年続けていた。
彼もまた、軍需品部門の器械の公式製作者となった。
アメリカ独立戦争の折りであったので、儲かる役職だった。
この戦争は砲手の四分儀、経緯儀、六分儀、羅針盤、望遠鏡などの器械の大量の需要を創出し、
彼は軍需品部門に納める分だけで、最低10人の職人が必要だったと推測されている。
彼の弟子の中には、14才の弟ダドリーもいた。

ジョージ(息子)は、製図用具に加えて、光学、調査、航海、天体観測、気象学、水力工学、機械工学、電子工学、磁石、気学のような幅広い分野の器械を制作した。
オランダのハールレムのマルティヌス・マールレム卿の大量注文に応じた。
これらの器械の多くが現在、Tyler 博物館に展示されていて、1973年に Gerard L.âE. Turner の本に記述された。

彼の父親のように、ジョージは多くの本を著した。彼の全二巻の顕微鏡に関する試論(1787)(Essay)は、王に献呈された。
第二巻は顕微鏡、付属品(accessories)、標本を表した大きく精緻な図版から構成されていた。
彼の天文学と地理学の試論(1789)は、イングランドで6刷、アメリカで2刷と版を重ねた。
彼の後継者は1795年の彼の死後も発行を続けた。
彼の妻ハンナ・アダムスは、彼の死後ほぼ一年間ビジネスを続けたが、1796年、残っていた器械と道具の在庫はオークションで売約された。

1円玉サイズ ←↑↓実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。
ADAMS 単眼鏡 アンティーク
サイン
ADAMS 単眼鏡 アンティーク
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ケース
オリジナル皮ケース
ADAMS 単眼鏡 アンティーク
粒金のような装飾もすべて金を掘り出しているのです!!ジョージアンのゴールドジュエリーでも、これほど完成度の高い美しい彫金は滅多にある物ではありません!!しかも完璧な状態!!



ADAMS 単眼鏡 アンティーク
五つの筒を繰り出すときのカチッカチッという音と操作感はスムーズでとても気持ちが良いです。まあそれだけ作りが素晴らしいということですね。200数十年も経つのにこの感触と操作感は感激です!
ADAMS 単眼鏡 アンティーク
ADAMS 単眼鏡 アンティーク レンズの縁にも素晴らしい彫金が・・。


もちろんレンズは無傷で、オペラグラスのレンズとは比較にならない素晴らしいレンズです!
ADAMS 単眼鏡 アンティーク
単眼鏡 アンティーク

単眼鏡 アンティーク


1760年頃
ゴールド、グレイアゲート
£8,225
※クリスティーズ(オークション会社)の落札価格
12角形のシリンダーをグレイアゲートの板が覆っている。
金の細工をしてあり、横の開口部には鏡がセットしてある。
天地にレンズ装着。

45mm

作者不明で金細工が数段劣るのにこの価格!
(今の円相場だと約142万円+手数料30%で約184万円)

大手のオークション会社は売り手から30%、買い手から30%の手数料を取るという暴利を貪る阿漕なことをしているのです!(しかも何かあっても責任を取らない!)


ADAMSの製品

 

ADAMSの製品

 18世紀中期
シェラトン、オーク、マホガニーのケース。
セクター、並行定規、カリパス、分度器、雲形定規、コンパス、などが入っている。


イギリス 科学博物館蔵

18世紀 地球儀 アンティーク

18世紀中期、3インチのポケット地球儀の組
$15,600
※クリスティーズ(オークション会社)の落札価格
今の円相場だと約2.680,000円+手数料30%で約3,480,000万円

Hermann Moll (測量技師)の物を、George Adams がフィッティングしたと思われる。

全長 11.4cm


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