象牙オペラグラス  アンティーク
象牙オペラグラス
実物大

象牙  オペラグラス
フランス  1890年頃
象牙、真鍮
9.5cm×5cm(縮めた時)
Sold

象牙に何らかの絵の具で美しい模様を描いた大変珍しいオペラグラスです!

細密画は象牙に描く物で、インドの象牙に描いた細密画の絵の具は、日本画に使われている岩絵の具と似た絵の具が使われています。

このオペラグラスも細密画に使われる絵の具が使われているのかも知れません。

金具に合わせて象牙をカットして、くりぬいてピッタリ合うように作るのは、相当腕の良い職人でなければ出来ない仕事だと思います。

このオペラグラスは、模様の部分が象牙の肌で、地の部分を茶色に染めているのです。僕はこんなに装飾の象牙のオペラグラスは初めてです。

レンズの口径が大きいので、とても良く見えます。

真鍮の金具にはテカらないように艶消し処理がしてあるのもいいですね。

ダイヤル部分も象牙ですし、非常に配慮の行き届いた高級品です。

1円玉サイズ ←↑実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。
 
オペラグラス アイボリー オペラグラス アイボリー
グレーマザーオブパール   オペラグラス 正面

レンズの口径を大きく取るために、胴が釣り鐘のような形になっています。
象牙を削り、中をくりぬいて作っています。
 よく見ると象牙の模様も見えますね。
またレンズ自体も昔の良い物なので比較的遠くまでクリアな視界です。


レンズ

オペラグラス 象牙接眼部分

接眼部分も象牙になっていて、そこにも模様が描かれています。
象牙を薄く削りだしている良い仕事。
一部擦れとヒビがありますが、100年は経っている物としてはほんの小さな欠点です。

レンズ
レンズの口径が大きいので良く見えるのです。


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