カメオ・ハヴィエ リング アウグストゥス

カメオ・ハビエ リング
『カエサル・アウグストゥス』

イタリアもしくはフランス 1860年頃

三層アゲート、ローズカットダイヤモンド、18ct ゴールド

サイズ 16(変更可能)
ベゼル 約2.2cm
シャンクは20世紀初頭
重量5,6g
¥900,000--→¥450,000-

極小のローズカットダイヤモンドをセットしたハビエは、目を見張る精緻な仕事で、シーザーの顔を見事に彫ったカメオに相応しい装飾です!♪

左右の文字は石に金象嵌されていますが、僕もこういう仕事は初めて見る珍しい物です。
左のDOMIITIはラテン語で支配者という意味で、右の文字はシーザー(カエサル)の名前です。

カメオリング
1円玉サイズ ←実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。
カメオ ハビエ リング

カメオ・ハビエ(cameo habillé)は『正装したカメオ』という意味です。カメオの人物に小さいジュエリーをセットした物で、19世紀中期から流行します。(実はハビエはもっと前の時代からあります。ページ末参考)

このカメオ・ハビエは、勝利者に与えられる月桂冠を極小のローズカット・ダイヤモンドとゴールドで見事に作っています。

アウグストゥスの彫りも、写真ではわかりにくいですが、白の薄い部分が灰色の地にスーッと溶け込んでいくような良い彫りです。

左右の金の文字は表面に薄く書いてあるのではなく、地の石を彫って金の小片を象眼してあるという珍しい細工なので、簡単には磨り減ることはありません。

文字は略字で、
DOMITI. 支配者
CAES. カエサル
AVG. アウグストス
となっています。

カメオ・ハビエ リング アンティークジュエリー

不思議なことに、このカメオは通常は灰色の地なのですが、光に透かすとほんのりと茶色に見えてきます。
これは右のベゼル裏の写真を見ると解りますが、裏が茶色になっているからなのです!!

カメオが「白、灰、茶」の三層になっていて、灰色の層が非常に薄いので起こる現象です。
こんなカメオは見たことがありません。

カメオ・ハビエ リング シャンク カメオ・ハビエ リング シャンク
カメオ・ハビエ リング シャンク

シャンクは19世紀初頭に作られた物ですが、シンプルでごつくならない割には、しっかりできていてフィット感も良好です。

 

 

カメオ ハビエ リング  

ローマ、中世 カメオ・ハビエ

<参考> カメオ・ハビエの例
『ザ・ブラカス・カメオ』
古代ローマ 1世紀頃
サードニクス
長さ:9.3cm 高さ:12.8cm

大英博物館蔵 1867年 ブラカス公爵より購入。

元は、ローマ時代の大きなカメオの一部だったもの。
三軍を支配していることを意味する剣帯、魔力を持つ盾である「イージス」を身に着けたアウグストゥスを彫っている。頭には月桂冠があったが、中世にカメオの髪飾りに置き換えられた。

このような神の持ち物を着けたアウグストゥスの肖像は、ごく限られた人たちだけの為に彫られたとされている。一方で、彼の生前は、より大衆に向けたコインなどの肖像では控えめな姿をしている。それはまだ帝政が固まっていない時期だったからであると考えられている。





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