エトルスカン・スタイル　ブローチ

イギリス　1870年〜1880年頃
シードパール（天然真珠）、15ctゴールド
1,5cm×4,7cm
重量　8,1g
SOLD

1,5cm×4,7cmと小さなブローチですが、エトルスカン・スタイルの金細工とシードパールを組み合わせた珍しいデザインのバー　ブローチです！！♪

最も細い縒り線は0,1mm程の極細の金線を二本を縒った物で、これほど細い金線自体、今では作れる物ではありませんし、それを綺麗に縒ることも不可能なのです！！

そして粒金も肉眼でかろうじて見えるほどの極小の粒金が、蝋付けされていますが、この蝋付けの技術の高さがすばらしい！！

エトラスカンスタイルのジュエリーは、紀元前の古代エトルリアのゴールドジュエリーに刺激を受けて作られた物です。

左は以前に僕が暑かったイタリア考古学風ジュエリーでカステラーニ作と思われる作品ですが、彼の作品が高く評価されたことで、1870年代に多くのエトルスカンスタイルのゴールドジュエリーが作られるようになったのです。

こういう小さくて繊細な金細工は、大きな画像で繊細さが全く感じられないし、かといって実物大の小さな画像では細部がつぶれてしまうので、これも全くこのブローチ繊細で美しい金細工の魅力が伝わらないんです！！


こういう物は絶対に実物を見て頂かないことには駄目なんです！

一番大きな真珠のフレームも彫りを入れた良い作りです！♪