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オイスター シェルカメオ ブローチ 『供仏を運ぶ目が女神』 イギリス 1820年頃 牡蛎、15〜18ctゴールド、拭きガラス、 2,9cm×2,3cm カメオの大きさ 2,1cm×1,5cm 重量 8,7g SOLD オイスターシェル(牡蛎)のカメオは僕も41年間で3度目ですから、ほとんどの方はご存じないのではないでしょうか? ヴィクトリア時代中期から後期にかけてカメオの一大ブームが起こると、シェルカメオが大量に作られ、粗製濫造の粗悪品も作られるようになるのですが、このオイスターシェル・カメオはそれよりも前のジョージ4世時代(1820年頃)に作られた極めて希少価値のあるミュージアムピースと言える作品です!! 牡蛎の貝殻は、普通のシェルカメオに使われるヘルメットシェルより極端に小さくて薄いですから彫るのがとても難しく、それに適した大型の牡蛎というのも少ないのです。この画像では大きな物と思われるでしょうが、たっ2,1cm×1,5cmのとても小さなカメオなんです。 オイスターシェル・カメオの特徴は、地の部分(濃いグレー)が極端に薄く、その為それを補強する意味でスレート (粘板岩の薄板)の上に置いて表面をガラスでカバーしてあることです。ガラスのカバーはかなり湾曲した平べったいドーム型の物で、これはこのカメオの為に特別に作らせた物です。 拭きガラスでこんなに小さな薄いドーム型のガラスを作るのは今では出来ないことなので 、この事からも当時、このオイスターシェル・カメオが如何に高価で貴重なカメオであったかが解ります。 オイスター シェルカメオはその特性から小さいのが特徴ですが、ハイクラスの人たちのために作られた高価なカメオだっただけに、このような繊細至極のカンティーユのフレームがセットされているのです!!♪ このカンティーユは渦巻き状の部分がたった1mmぐらいしない小さな物を数十個も作って蝋付けしてありますが、こんなに繊細で美しいフレームは今まで見たことがありません!! モチーフは古代ギリシャ神話の女神だと思いますが、どういう女神なのかは今のところ解っておりません。誰か知っていらっしゃたら教えてください。 これはブローチですが、とても小さいので、ペナンダントに加工しても良いと思います。見積もりは別途お出し致します。 |
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何だか女神の表情まで彫られているような感じがするのが不思議です。 ドレスの裾がなびいて、動きが感じられるの良いですね〜♪ 古代ギリシャの女性の服装の感じがよく伝わってきます。 |
この角度で見るとやっぱり女神の表情まで彫られているのが解ります!! 顔の部分はたった2mmしかないことを考えると凄いです!! |