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ジョージアン スリーカラー・ゴールド ブローチ
ジョージアン スリーカラー・ゴールド ブローチ
ジョージアン スリーカラー・ゴールド ブローチ




ジョージアン スリーカラー・ゴールド ブローチ




1円玉サイズ ←実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。
ジョージアン スリーカラー・ゴールド ブローチ

イギリス 1820年頃
トルコ石、18ctゴールド
直径 2,9cm
重量 6,3g
SOLD

ジョージアン後期(1800年〜1837年)は、金がとても高価だった時代だけに、少ない金で見栄えのするジュエリーを作ろうと、金細工のレベルが高かった時代です。
このブローチもトルコ石もさることながら、イエロー、グリーン、ピンクの実に美しいスリーカラー・ゴールドの地金を微妙な金属の配合により作り出して使っているところに美術工芸的に価値があるのです!

特にこのブローチはグリーンゴールドを多用していますが、これも珍しいことなのです。

中央の円形のベースはイエローゴールドですが、日本の金工に於ける魚子仕上げのように無数の極小の点をタガネで打って、つや消しにしてあります。

外側のグリーンゴールドの葉と花びらもまた、同じような細工でマット仕上げをしてあります。

内側の円形の部分には打ち出しで花を表現して、外側には彫金で花びらと葉を表現しています!

さらに粒金も使ってジョージアンならではの高度な職人技を感じさせる見事な金細工の作品として作られています!!

そして、ジョージアンのゴールドジュエリーの魅力は、高度な金細工だけではなく、200年もの時を経た物だけに感じられる時代感が魅力なのです!!

200年の間にどれだけの回数、人の手が触れたかを想像してみてください。
表面がほんの僅か摩耗して、自然につや消しが施された状態と言える筈なのです!!

ジョージアンのジュエリーが作られた時代は、まだ中産階級の人たちが高額なジュエリーをそれほど買い始めていない時期なだけに、制作数が19世紀中期以降のジュエリーに比べて各段に少なく、200年もの時が経っている訳ですから、良い状態で残って市場に出て来る物はとても少ないのです!!


だから、このブローチのようなジョージアンならではの素晴らしい金細工のジュエリーは、19世紀中期以降のジュエリーに比べて、僕はまだまだ価格が安すぎると言っても良い状態だと思っています!!
ジョージアン スリーカラー・ゴールド ブローチ
ジョージアン スリーカラー・ゴールド ブローチ
裏 裏

蝶番で簡単に開け閉めできる面取りガラスが付いたロケットが付いているのも良いですね〜!♪
ガラスの傷が無くとてもクリーンです。



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