ジャルデネッティ リング

ジャルディネッテイとはイタリア語で小さな庭と言う意味で、当時、中東やアジア からいろいろな植物がヨーロッパに入って来て園芸ブームが起こり、植物のモ チーフのジュエリーが作られたのです。ダイヤの花瓶に花を差してあるデザインが見事ですし、変形のローズカットダイヤモ ンドは、霧が漂う森の中で柔らかく輝く太陽の光のようで、幻想的な雰囲気が感じら れます。 通常のローズカットダイヤモンドとは形が違い、滴型を逆さにしたような非情に珍し いカットですし、石のカットも綺麗です。シャンクもすべてオリジナルで18世紀の物 らしい繊細でエレガントなデザインです。それにこの指輪には華やかさと楽しさを感じます。
このジャルデネッティは僕が今まで見てきた中では最も優れた指輪だと確信しています。18世紀の指輪の特徴としてシャンク (腕)が繊細なイメージのデザインであることががあげられます。 18世紀の指輪は、19世紀の指輪とは明 らかに違う抑えた優雅さを感じます。

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「ジャルデネッティ リング」
ローズカットダイヤモンド、ルビー、エメラルド、ゴールド&シルバー
フランス 18世紀末
サイズ 9

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