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《1840年頃〜1900年頃のジュエリーと小物》
ヴィクトリアン
世界最初の万博の会場になったクリスタルパレスの内部 | 『シャロットの女』ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス作1882年 |
この時代は南アフリカのダイヤモンドラッシュ、オーストラリアのオパールの大規模な鉱脈の発見、ロシアのデマントイド・ガーネットの採掘などがあり、それまでより宝石が種類も量も多く出回るようになり、経済も高度成長を続けていた時期なので、色彩豊かでダイナミックさを感じる多種多様なジュエリーが作られました。 1900年代以降は、革命的新素材のプラチナの登場で、金銀細工のジュエリーが人気を無くし、やがて高度な技が途絶えてしまいます。 だから19世紀は金銀細工という花が最後に咲き乱れた時期なのです。 ピケ(べっ甲細工)、カーブドアイボリー(象牙細工)、ストーンカメオ、エセックス・クリスタル、モザイク等も20世紀に入ると姿を消すか、お土産品のレベルまで質が悪くなってしまっているのです。これらの物と比べるとエナメルはまだましですが、エナメルの細密画などは19世紀でほとんど姿を消しています(ジュエリー以外の小物はデコまでは作られています)。 こうして見ると19世紀(その中でも1840年頃〜1900年頃)のジュエリーが、如何に多種多様な物が作られていたかが分かりますし、20世紀に入ると見事なまでにその姿を消して行くのが分かります。 唯、この年代のジュエリーは、大衆化が一挙に進んだ時代でもあることを知っておくべきです。プレスで打ち抜いた雑な仕事で、9金に24金メッキを施した雑な作りの物や、成金趣味の悪趣味のデザインの物も作られているので、しっかり選ぶ必要があるのです。 もちろん、ルネサンスで扱っている物は徹底して選び抜いた魅力溢れるジュエリーだけです!! 現代のジュエリーとは明らかに違いの分かる、アンティークジュエリーならではの多種多様な細工とデザインがあるのが、19世紀中期から後期(イギリスではヴィクトリアン)にかけてのジュエリーなのです!!♪ |
【1866年からのダイヤモンドラッシュによりダイヤモンドが宝石の王様になった時代】 |
【金銀細工】 ゴールドラッシュで金が豊富に出回り、経済が活発だった時代だけに歴史上最も多彩なゴールド・ジュエリーが作られた時代! |
【エナメル(七宝)を使ったジュエリーと小物】 エナメルを使ったジュエリーもこの時代に最も多彩な作品が作られています。 |
【色石を使ったジェリー】 20世紀のプラチナジュエリーでも色石だけは、金で留めてありますが、それは色石は金で留めた方が美しいからです。 だから色石はゴールドジュエリーとの相性が抜群に良いのです。 |
【指輪】 ベゼルやシャンクの素晴らしい彫金は、20世紀に入るとプラチナ全盛になるので、この時代で終わってしまうのです。 |
《ピケ(ピクゥエ)のジュエリーと小物
ピケはイギリスのヴィクトリア時代を代表するアンティークジュエリーです! 日本の工芸品の影響を受けたと思わせる物も多く、和服にも似合うアンティークジュエリーです。 |
【エセックス・クリスタル】 準備中 |
【カメオ】 準備中 |
【カーブドアイボリー】 準備中 |
【使って楽しめる美しい小物】 準備中 |