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コーティングダイヤモンドに薄いフィルムを被せることによる色を変化させる処理。 クローズド・セットされたダイヤモンドの裏に金属箔を張ることによって白く見せることは、ジョージアン、ヴィクトリアンの時代に一般的に行われていた。箔が剥がれたり、水が浸入して変色していることがある。アンティークの場合は、コーディングされている石があるからといって、細工の価値全体が落ちるということはない。 現在では、青い染料やカメラのレンズのコーティングのようなフッ化マグネシウムの真空被膜が用いられており、これらは黄色の補色であるため、効果的にダイヤモンドを白くすることができる。 ダイヤモンドのパリビリオン(裏側)やガードルのみに施されているので、実はもっとも暴きにくい処理である。 拡大鏡でめくたり、擦り切れている箇所があれば発見できる。染料を使った物であれば、熱湯やアルコールで簡単に取り除くことができるが、真空被膜を使った物は除去に硫酸を使わなければならない。 |