左右対称の幾何学的なレイアウトがフランス庭園の特徴だとは知っていましたが、立木のレイアウトはおろか、木の枝まで完璧に左右対称に剪定してあるのには驚きました！
しかも平行して延々と続く並木の奥の僅かな透き間には、ちゃんと背の高い塔を持つ建物が見えるように設計されているところが凄いんです！！
サミュエルヴィングが提唱したアールヌーボー運動のデザインの特徴の一つに、左右非対称がありますが、あれは徹底した左右対称の反動なのかと思ってしまいます？？
イギリスの広々とした芝生に自然な感じにレイアウトされた立木の公園、池や苔むした名石を美しく配置した洗練された様式美を感じる日本の庭園・・・
庭園にもお国柄や国民性が出て面白いものですね・・・