パートドヴェール ペンダント
カメレオン パートドヴェール ペンダント
AmalricWalter作 
フランス ナンシー 1905年
 5.9cm×5.7cm
Art Nouveau Jewelry, London, Vivienne
Becker著 1985年 cat.No 15に掲載。
Sold

最も想像力豊かなパートドヴェールの作家の一人であったAmalric Walterは古来よりの技法であるパートドヴェールの再生と再発展の先導の光でした。
パートドヴェールは紀元前2千年前に遡る特別なガラス技法です。

メソポタミア人はこの技法をジュエリーや彫刻に用いた最初の
人々として記録されています。エジプト人はさらにこの技法を
改良し、紀元前1500年から1000年の間に
モザイクや器に使用していました。

4世紀から5世紀、ペルシア人はパートドヴェールを使い素晴
らしい器類を産出し、グラス作成は1世紀に中東を渡り栄え、そして、ますます製法は洗練されてゆきました。

しかしながら、ローマが吹きグラスの製法を発明すると、ガラス作成はより簡単に、そして安価に出来るようになり、パートドヴェールは19世紀にリバイバルするまで姿を表舞台から消します。

リバイバルはフランスを中心に、そして古代美術品の発見者達によって影響を受けました。彫刻家であり、古代美術品の熱狂者であったHenry Cros(1840-1907)はエジプトのアミュレット、宝飾品、貴重な装飾の副葬品によって古代美術のとりこになり、パートドヴェールの研究を確証しました。
そして、セラミックを用いた芸術家のAlbert Dammouse,製造業者のGeorges Despret,Ringel D llzach,そしてAmalric Walterらは明白に人々の関心を引く作品を作り出しており、それぞれの芸術家達はHenry Crosの研究を元に、各々の表現を進化させてゆきました。

Walterはパートドヴェールの達人になり、アールヌーヴォーのグラス制作で名高いナンシーのドーム兄弟の関心を引きました。そして、1903年、Walterは彼自身の工房を与えられ、パートドヴェールの秘密の技術に対する報酬を得られるドームの工房に加わります。

1906年から1914年の間、Walterは彼の洗練された技術と供にHenriBergeと小動物、昆虫、は虫類、などの制作を行い、これらは彼の最も愛する仕事となり、展覧会で注目を集めました。

戦後、WalterはDaum兄弟と友好的に別れ、「A Walter Nancy」のマークを用いた彼の工房をナンシーに開きました。


パートドヴェール ペンダント アールヌーボー
さすがサインドピース!素晴らしい表現力!






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