『ピュー王国の黄金の指輪』 ビルマンアート ピュー王国(驃族) 7〜9世紀世紀頃 22〜24K ベゼル1cm×1.6cm サイズ12号(変更可能) SOLD
純度が高い上に金をたっぷり使っているので心地よい重量感があり、長い年月を経た古の金の輝きは何とも言えない良い味です!♪ アーモンド型のベゼルはヒンドゥー教のシンボルである略式された蟹が彫られています。シャンクはベゼル脇に向かって広くなっている作りです。 パーフェクトコンディションのこれだけの希少価値のある古い年代の指輪ですが、ヨーロッパのもっと後の中世後期の指輪に比べて如何に価格が安いかが分かります! 古代の金の指輪がお好きな方には絶対のお勧め品ですね♪ 7世紀〜9世紀は、日本では飛鳥時代から平安時代に掛けての時代で、ヨーロッパなら 中世初期です。カタログに掲載しているフランク王国のフィビュラがほぼ同時代に作られた物です。 参考文献 Anne Van Custem, Bagues ethniques de Asie, de afrique. Collection Ghysels, 2002, p.166 《ピュー王国》 ピュー王国は、ピュー族(驃族)が1〜2世紀に作った幻の王国で、9世紀に中国の南詔によって滅ぼされました。ピュー族の遺跡からは、多くの仏教に関わる遺物が出土し、古来ミャンマ ーの地に仏教が伝来していたことの証となっています。 ピュー王国に関しては、ごく僅かなピュー語碑文のみで、それらはほとんどが解読されていません。ピュー王国と考えられてきた領域よりも広い範囲(東南アジア大陸部全体)で分布しているピュー・コインの存在もしられています。
ページトップ