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ロケット付き ストーンカメオ ペンダント |
白とオレンジがかった美しい色の二層の持つアゲートの特製をうまく活かした彫りは、19世紀フランスのストーンカメオならではのものなのです! 薄く軽やかなドレスを身にまとった女性がダンスを踊るシーンをこれほどエレガントに表現出来るのは単に技術だけではありません。センスの良さが必要なのです。 薄く軽やかなドレスから女性の足が透けて見える表現がこのカメオの真骨頂です!♪ |
このカメオの石はおそらく白い層がとても薄い層だったので、作者はこのような浅い彫りでアーティスティックなカメオを作ってみようと思った筈なのです。 外側の白い縁取りを良く見ると、内側を白い層の分を彫ってモチーフの部分を彫り残してあるのがお解り頂けると思います。 このような手法は現代のマシンメイドのストーンカメオにも見られますが、それはアンティークのカメオの手法を模倣しているのです。 現代のストーンカメオの石はすべて染色された不自然な石で、希少価値はゼロですし、色が褪める可能性もあるのです。もちろんこのカメオのようなデリケートな彫りとは縁遠い見るに堪えない物ですから、比較するのも馬鹿げています(笑)。 このようなエレガントでデリケートなストーンカメオは、フランスらしい物で、イギリスのカメオには全く無い物です。それはフランス人とイギリス人の感性の違いだと思います。 カメオを止めている爪とその下の装飾も実に繊細で美しく、このカメオを引き立てる重要な役目をしているのです。これだけの沢山の粒金を作って蝋付けするのが如何に大変なことかも分かって頂きたいですね。 天然の真珠が四つ使われていますが、とても奇麗な真珠で、今採ったようなコンディションなのも良いですね〜♪しかもしっかりと爪で丁寧に留めてあります。 フレームも一番外側に細い線が彫られていますが、これは線でなく小さな点を連続して打っているのです。これもきりっとした美しい線に見えるよいにするのは至難の技なのです。こういう仕事がしてあるのがグレードの高いカメオの証とも言えますね。 |
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ロケットの蓋を開けると中にガラスの蓋があり、それも蝶番で開くとても丁寧な作りです。カメオではこのような作りのロケット少ないですね。 | |
ブルーの円は100円玉と同じサイズです。 つまりこのカメオはタテが100円玉二つと同じぐらいということですね。 大きさを実感して頂くのは難しいですよね〜(泣) |
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