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銀杏を一回り大きくして扁平にしたような実に良い形です。 これを手に持った時に皆さんがその重さに驚かれますが、それは厚みの充分ある金で出来ているからです。 それに充分な厚みが無いと、このような深い線を彫ったギロッシュエナメルは不可能です! ゴールドの模様は彫り残してあり、彫った部分に地模様を彫ってブルーのエナメルを施しているのですが、光が当たると地模様が浮かび、本当に美しいと感じます! フラットな面ならいざ知らず、曲面にこのような複雑なラインも彫り残し、エナメルを施した後で完璧にフラット仕上げるのは至難の技なのです!! だからこのような仕事の物はアンティークジュエリーでも滅多に見る物ではないのです!! 表にはダイヤモンドがセットされ、裏は表にしたいほどの美しいギロッシュ・エナメルが施されていますが、両面にこれだけの美しいギロッシュ・エナメルを施すのが如何に手間の掛かる難しい仕事なのかは、アンティークジュエリーでもこういう仕事の物が滅多に無いことでも分かります! フラットな面でも難しいのに両面とも曲面にこれだけの仕事をするのは至難の技です!!だからこのペンダントは19世紀中期の最高水準のエナメルワークで作られた魅力あるジュエリーなのです。 |
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ブルーエナメル ダイヤモンド ペンダント オールドマインカット・ダイヤモンド、オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド、 18K ギロッシュエナメル イギリス 1850年頃 2,5cm×1,5cm(本体のみ) Sold |
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↓オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンドは可成り厚みがあるのですが、この角度で見ると金を掘って埋め込んであるのが解ります。これは相当に厚みのある金を使っているということです!!だから重いんですよ。良い物は違いますね〜(笑) | |