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ゴールドメッシュ ネックレス 手で編んだ弾力性のるメッシュの素晴らしいネックレス!! そしてクラスプは人間技とは思えない驚異の仕事がしてあるのです!! クラスプだけをペンダントにして使えるように加工出来ると思います。 もちろんメッシュのネックレスと両方使えるように致します。 加工代は別料金になりますが、それほど掛からないと思います。 |
これこそ驚異の金細工!!! 巾が100円玉2個より狭い大きさであることを忘れないで見てください。 12個の一番大きな 粒金でも直径が1mmぐらいしかないので、一番小さな粒金は0,1mm以下なのです!! |
この拡大画像を見て皆さんは初めてこのネックレスの素晴らしさをお解りになられたのではないでしょうか? 薄い板状の縁にぎざぎざを付けた物を渦巻き状にしたり、花びらのように蝋付けしてあるのが、フランス語で刺繍と言う意味のカンティーユと言う技術です。 これは極めて金地金が高価であった18世紀末から19世紀初期に発達した独特の技術で、特に花びらのようなタイプの物はとても珍しいのです! カンティーユに添えてある大きさを順に変えた粒金は完璧と言える蝋付けですし、正方形の周囲に蝋付けされた粒金に一つ一つに何と縒り線が取り巻かれているのです!僕は今までこのタイプの粒金は見た事がありません!♪ 最後にもう一つ説明しておかなければならない事があります。それは地の部分に彫られている斜めの細い線です。これは肉眼では見えない程の繊細な線なのですが、これだけ拡大して完璧な美しい線なのには言葉も出ないほどの技術の凄さを感じます!!♪それに模様まで打ち出されてるんだから呆れるほどの素晴らしい仕事です! 下の小さな画像がだいたい実物に近い大きさですから、この粒金や彫金のレベルが如何に想像を絶する凄いものであるかが解るというものです!!しかもこれは人に見せる為の物ではないクラスプ(金具)なんですからね〜!ジョージアンのジュエリーには、抑制された優雅さを感じます。 |
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ミルを打った板状の渦巻きがカンティーユという技術です。 直径1mmから0,1mmの連続する粒金を蝋付けで付けるのは今では考えられない硬度な技術ですし、当時でも最高水準の技術なのです! 蝋付けは金と金を溶接する技術ですが、約1000度の熱で溶ける金よりも低い温度(約700度)で溶ける金蝋(合金)を蝋付けする物どうしの間に挟み、700度の熱を加えるてと金蝋だけが溶かして溶接するのです。 この金具のように極小の粒金は、一つだけでも正確な場所に付けるのは至難の技なのに、連続して付ける場合は一つを付けてその側にもう一つを付ける時に熱が伝わり、先に付けた粒金が外れてしまうので普通なら出来る訳が無い仕事なのです! アンティークの中にはどのようにして作ったのかが解らない仕事が沢山あり、興味が尽きません! こういうもの凄い技術で作られたジュエリーを見ていると、現代の数は数百万から1千万円以上もするブランドジュエリーが如何にくだらない物かが分かるというものですし、アンティークジュエリーの優れた物ほど安い物は無いと思います! |
このメッシュが柔らかなのは手で編んであるので弾力性があるからです! 正に驚異の仕事!! |