《舞踏会の手帳》 フランスの貴族グランファミーユの紋章
アイボリー 布針、カレンダー&鉛筆付き フランス 1838年 9.6cm × 6.7cm×1.3cm Sold 二人の人物が左奥に見える城に馬を走らせている図柄がまるで映画のワンシーンを切り取ったような風景で魅力的、それが朝なのか、昼なのか、夕暮れなのか、、、見る者の想像をかき立ててきます。 彫りも実に見事で細かい部分まで立体的に良く彫られており、遠くの建物へ続く道の表現など遠近感も良く出ていて本当に躍動感に溢れている。 樹木、植物、建物、犬、人物、などいろいろ彫り込まれているが、中心になっているのはやはり中央の女性で、その女性の配置の仕方も一連の風景の流れの中でごく自然にとけ込んでいる。 裏面にはフランスの貴族グランファミーユの紋章が彫り込まれている。 全体的にも厚みがありしっかりとした作りをしている、内側はカードが入れられる場所が左右に一カ所ずつ、1838年のカレンダー付きの小さなノートと鉛筆が付属でついている。
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