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バー ブローチ サファイヤ、シードパール、 ローズカット・ダイヤモンド、 プラチナ&ゴールド 4,2cm×1,1cm イギリス 1900〜1910年頃 Sold |
拡大画像だけを見ているとこのブローチの魅力は解りません! 巾がたった4,2cmしかないとても小さな物であること忘れずに見て頂きたいと思います。 このブローチは当時でも例外的な優れた作りとデザインのブローチです。 小さなブローチは使う人のセンスが生きる楽しいジュエリーですので、貴方のセンスとアイデアでアンティークジュエリーならではの小さな美しいブローチを使いこなして頂きたいすね。 では拡大画像を見て頂きながらこのブローチの特徴と魅力に付いてお話致しましょう♪ |
サファイヤの左右のダイヤをセットしてある部分の作りが素晴らしい!♪ この部分は巾がたったの5mmしかないとても小さな物なのを忘れないでください! 微妙な立体感のある形で粒金のようなプラチナの粒を左右で20個も蝋付けしてありますが、金よりずっと高い熱を加えなければならないプラチナでは、余程の高級なジュエリーでなければやらない仕事なのです! 小さな真珠もここまで拡大してみると 天然らしい歪な形なのが面白いですね。 |
このミル(縁のギザギザ)はエドワーディアンの第一級のレベルで実に美しい! |
上下の縁には小さなローズカットダイヤモンドをセットした連続する三角形パーツが少しづつ大きさを変えてありますが、これだけ小さなブローチでここまで気を遣ったデザインと作りには感服です! 右端の透かしも含めて微妙な立体感を出した板にこれだけの透かしを糸鋸で挽くことがどれだけ困難な作業であるかを想像してください! 大きくて高価なジュエリーならいざ知らず、これ程の小さなジュエリーでこれだけ手間の掛かる細工の物は当時でも例外的な物なのです! だからこういう小さなハイグレードのジュエリーは滅多に見ることが無いのです!! |
平面的な形では微妙な立体感を出してあるのが良く解りますが、これが美しいと感じる重要な要素なのです! |
とても小さな真珠に穴を開けてプラチナの線を通してセットしてあるのも良いですね♪ 小さな真珠と小さなローズカットダイヤモンドのコラボレーションが、繊細な美を際立たせておるのです。 |
表面がプラチナで裏がゴールドなのがエドワーディアンの特徴です。如何にプラチナが高価だったかの証なのですから・・。 |
裏の作りもとても丁寧です。 |