フェイクパール ピアス 18k 4.5cm×1.3cm フランス 1856年〜1870年頃 Sold 美しい模造真珠を最初に作ったのはフランス人のロザリオ製造業者Jaquinで、彼は 小魚を洗った水が強い光沢物質を含んでいることに気づき、これを凝縮し、小さな珠に塗って、非常に良い模造真珠を製造しました。 この模造真珠は、魚鱗エッセンスを使った模造真珠が作られるようになって間もないころの貴重な模造真珠なのです! Jaquin真珠は、融点の低い乳白色ガラスで作った空洞の小球で、その内側は、魚鱗を定着させた羊皮紙をゼラチン状にしたもので裏打ちされています。堅固にするため、球の内部に最終的にワックスを詰めます。これらの球はローマ真珠として知られており、今ではパールエッセンスを外面に塗布した、空洞でないガラス玉を用いたタイプにとって変わられていますが、それは手間を省いて価格を安くするためだったのです。 この奇麗なドロップ型の模造真珠は中が空洞のタイプですから、拭きガラスですが、このぐらいの小さな物でこのように奇麗なドロップ型に拭きガラスで作るのは、いまでは出来る人がいるかどうか・・・? 初期の模造真珠のJaquin真珠は、非常に手間の掛かる物だったようですが、それで採算があったのは天然真珠が如何に高価だったかの証なのです! それにしてもこの模造真珠の金具がちゃんと金で出来ていて奇麗な仕事なのが凄い!! そんじょそこらの脱色&染色の養殖真珠よりはよっぽど価値があるというものです!!(笑)
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