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インタリオ リング 「沈黙の神 ハルポクラテス」 ニコロ、18K 1.2cm×1.1cm サイズ12号 フランス 18世紀後期 ベゼル&シャンクは19世紀 Sold ニコロとは神秘的な石で古代ローマ時代の裕福な階級の人達に好まれました。 当時の装飾品、またはお守りとして、様々な石に持ち主が信仰する神の姿を彫ら身に付けていました。極小の石に彫られた小さな彫刻は持ち運びが出来、身に付けられるアートです。 このインタリオは18世紀に古代ローマ風に作られた物です。もしかしたら当時はこれが古代ローマのインタリオとして高い値段で売られた物かも知れません(笑) 黒の背景と白の背景では石の色が可成り違うように見えるのは、この石が半透明でバックの色で色合いが違って見えるからです。 光によって印象が変わる実に面白い石です。 ニコロはオニキスの中でも特別な石で、古代ローマのインタリオに使われた石では最も人気の高かった貴重な石ですが、このように半透明な石は極めて希なことです! ハルポクラテス神をモチーフにしたインタリオは大変珍しい物です!! エジプトでは太陽の神、ギリシャでは沈黙の神といった言われがあるのも当時の文化交流の影響で、豊穣のシンボルであるコルヌコピアとの組み合わせも面白い! 拡大画像だけを見ていると、気づかないと思いますが、実物のハルポクラテスの全身像は1cmにも満たない小さな像です! それだけによくぞここまで彫ったものだと感心しますね。 |