アールデコ ダイヤモンド ブレスレット
実物大 アールデコ ダイヤモンド ブレスレット
オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド、プラチナ
17.8cm パーツ 1.7cm
フランス 1920〜1930年頃
Sold
このブレスレットは、デザイン、仕事、石のすべてが秀逸です!
上質の小さなダイヤモンドだけを使っているのが特徴で、小さくても石に厚みのあるオールドヨーロピアンカット・ダイヤモンドは、ダイナミックなシンチレーション(光の動き)があるので、現代のダイヤモンド・ジュエリーとは格段に違う魅力的な輝きがあります。
現代の少し大きめのダイヤを使っているだけで、このブレスレットのような魅力的な輝きが無い物でも数百万円していますが、あんな物はアンティークジュエリーの魅力を知らない気の毒ななお金持ちが買う物です(笑)。
現代のダイヤモンドで最も優れたカットはトルコフスキー・カットですが、これは石に厚みがあるカットで、その文普通のカットよりも小さく見えるますから、余程の高級なジュエリーでないと使われないのです。
これは実に面白いことです!何故ならオールドヨーロピアンカット・ダイヤモンドはキュレット(裏の尖った部分)がカットされているだけで、石に厚みがあるという特徴は同じだからです!!

現代のダイヤモンド・ジュエリーでは、上質の小さな石でカットも優れた石を使っている物は皆無です!
メレーダイヤという最悪の質と最悪のカットの石の物しか作られていないのです!
それはもしもこのブレスレットのように、腕の良い職人が時間を掛けて作ったらとんでもない高価な物になってしまうからです!
だからそれを補う為に大きめの石を使って一見高そうに見える物を作って、アンティークジュエリーに比べたら馬鹿げた高額なジュエリーを作るしかない訳です(笑)。
拡大
中央に一列に並ぶダイヤモンドは四角の台座にセットされ、パーツをつないでいるヒンジに二つのダイヤモンドを付けた長方形の台座を使っているのが、このブレスレットの特徴です!最初の画像で分かりますが、腕に付けた時にパーツとパーツの隙間が目立つことを防ぐ為に考え出した物なのです!!
もちろんミル(縁のギザギザ)の完璧です。石を留めている爪が小さくて、現代の物のように爪が目立つ見苦しい作りではありません!それはワックスを使った鋳造ではなく、プラチナを叩いて鍛えた丈夫な金属にしてから、すべてハンドメイドで作っているから出来ることなのです。
裏
裏を見ればこのブレスレット如何に優れた作りかが解ります。パーツとパーツをつなぐヒンジにダイヤをセットしているのも分かります。
パーツ
セーフティーの金具はゴールドでこういう部分の作りは現代の腕の良い職人が見れば良い仕事だと感心する部分なのです。そして80年もの時を経てもきっりちり作動するのが昔の職人の仕事なのです。現代の高価なジュエリーでも僕が100年後に残っている物は無いというのは、こういう金具の耐久力が無いからです。そてに石もぼろぼろ落ちているでしょうしね(笑)そんなもんですよ。現代のジュエリーなんて(笑)
全体
側面




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