ピンクトパーズはイギリスのこの時代に好んで使われた石ですが、トパーズの中では最も価値ある石なのです。

でもこの指輪の魅力は何と言っても、この素晴らしいグラニュレーション（粒金）にあるのです！♪
二本の縒り線の間にベゼルからだんだん小さくなる粒金のグラデーションは実に美しいものです！

粒金は小さなゴールドのボールを作って、一つ一つ蝋付けするのですが、一つ付けて隣に蝋付けすれば、熱が伝わって前に付けたボールが取れてしまいます！
だからこのような連続する小さな粒金を蝋付けすることは、いったいどうやって作ったのかが、今以てはっきりは解らないのです！
しかもこの指輪は粒金が完璧に残っています！！
200年近くもの時間が経っているのに、完璧に残っているのは奇跡としか言いようがありません！！僕も初めてかも知れません。

このことは、蝋付けの技術が如何に高度なものかを示しているのです！！

こんな難しい細工をしているのは、金が歴史上最も高かった時期で、少ない金で見栄えのする指輪を作ろうと努力したからなのです。

この指輪の美術的希少価値から考えると、この価格は大変リーズナブルなものだと思います♪サイズが合う人はすご〜くラッキーだと思いますよ。