ヴェール フィル ド ヌヴェール ガラスの人形 フランス Louis XVI (1780年頃) Lord : 92 mms Lady : 88 mms Parrot : 45 mms Sold この年代は工芸と大芸術(絵画・彫刻)の評価が逆転していたかのような時代で、あのマイクロ彫刻画(象牙細密彫り)なども、そういう時代ならではの物なのです! 何しろ今では想像を絶する細かな難しい細工の物を持つことを競ったかのような、人間技とは思えない物を莫大なお金を使って作らせたのですから、職人にとっては天国のような良い時代だったのです! お金のかけ方は半端じゃなく、現在の貨幣価値に換算すれば数千万円どころか数十億円も掛けて作らせてのですからね〜。 だからこういう超難度の技術を作ることが出来たのです。 僕はいつも優れたアンティークほど安い物はないと言っていますが、こういう特別な時代の特別の仕事の物は、今の価格は当時の人が払ったお金のことを考えると安すぎると断言出来るのです! このガラスの人形は、溶かしたガラスが冷えて硬くならない内に整形するスピードが要求される極めて難しい技術を要します! そして一度固くなってしまったら、もう修正はきかないので、ミスは絶対に許されないのです! これだけの色を使い、完全に立体的な形の物を、細い指先まで表現しているのですから。正に驚異の仕事です!! このヴェール フィル ド ヌヴェールは、当時の王室や貴族の邸宅で飾られた物で種類も多彩なようです。 これだけ繊細なガラス細工がこのように完璧に残っているのは奇跡的なことですね! このヴェール フィル ド ヌヴェールは、非常に数が少ないのでヨーロッパでもなかなか見る機会はありません。 まして日本には今までほとんど輸入されてはいないと思います。 こういう知られざる名品をぜひ日本に持ってきたいものです。 ぜひ、どなたかに買って頂きたいです!♪ 《参考》 ヴェール フィル ド ヌヴェールg収蔵されている美術館 Musee Municipal F.Blandin de Nevers, Cliche´ S. Nesly
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