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約600年も前の極めて貴重なルネサンスのストーン・カメオです!! ヴィーナスとキューピッドが戯れている珍しい構図で、上質のアゲートが使われています。 磨きも完璧ですし、コンディションもパーフェクトです! 拡大画像を見るとよく解りますが、彫り方や仕上げの仕方が19世紀以降のカメオとは違うのが解ります。 1850年代に作られたベゼルとシャンクは凝った作りで、大小のローズカットダイヤモンドを使った贅沢な作りから、このルネサンスのカメオが当時も貴重な物として扱われたことが解ります。 ストーンカメオの指輪は19世紀の物でもとても少なく、ましてやルネサンスのカメオを使った指輪などは、滅多に出会う物ではありません!! カメオのお好きな方には、こういう古い年代の貴重なカメオの指輪を指に填めて欲しいものです。 |
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ルネサンス カメオ・リング 『ヴィーナス&キューピッド』 カメオ 16世紀(イタリア) ベゼル&シャンク 1850年頃(フランス) ローズカットダイヤモンド、アゲート、18k ベゼル2.4cm×1.5cm カメオ 1.3cm Sold |
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ベゼルに使われているローズカットダイヤモンドは、カット面数が多い良いカットで上質のダイヤモンドが使われています。大きさを少しづつ変えてセットして全体の形がマーキーズにしてある洒落たデザインです。 このような指輪の作りの良さは、このルネサンスのカメオがナポレオン三世時代のカメオブームの頃に、如何に高く評価されていたかの証なのです!! |
ベゼルの側面にも透かしを入れてありますし、特筆すべきはシャンクの透かしです。このようなシャンクの透かしは滅多にあるものではありません!これも1850年代に於いて、ルネサンスのカメオは完全にアンティークのカメオとして希少価値があったということなのです! | ||
どの角度から見ても良い指輪は目を楽しませてくれるものです。 | ダイヤの裏はこの時代らしくクローズドセッティングです。 |
拡大画像では一見彫りが緻密さに欠けるように思われるかも知れませんが、アゲートの部分がたった1,3cmしかないとても小さな物なので、人物の顔のカメオのように細部まで緻密に彫るものとは違い、このようなストーリー性のある複雑な構図の場合は、全体のイメージが解るアーティティックな作品としての魅力が評価されるのです! |
キューピッドの頭部はたった2mmもない小さな物ですが、表情まで彫られているのが解ります。 キューピッドとヴィーナスの周りが透明な縁取りのようになっていますが、これはモチーフを少し高くして立体感を出すために地の部分を彫り下げているのです。 これは19世紀以降のカメオでは見られない彫り方です。 磨きが完璧なのでとても美しい艶が出ています。 カメオの部分は500年もの年月が経っているのに素晴らしいコンディションです! |