アールヌーボー　
『グリフィン』ブローチ＆ペンダント

フランス　1890〜1900年頃
オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド（約0,6ct）、天然真珠、18K
5cm×4,8cm
重量21,4グラム
Sold
良い物はすべてが良い！！♪
このグリフィンを見ていると本当にそう思えて来るのです。

伝説上の生物グリフィンは、鷲（あるいは鷹）の翼と上半身、ライオンの下半身をもつと一般的には言われていますが、必ずしもそれが当てはめる訳ではありません。
特にアールヌーボーのゴールド・ジュエリーでは、多彩な姿がデザインされているところが面白いのです。

紋章学では、グリフィンは黄金を発見し守るという言い伝えから、「知識」を象徴する図像として用いられ、また、鳥の王・獣の王が合体しているので、「王家」の象徴としてももてはやされました。
だからアールヌーボーのゴールドブローチでは最も人気の高いモチーフなのです。

このグリフィンも雄々しい力強さを感じる素晴らしい造形です！

何と言っても一番の見所は、力強う羽の表現にあります。

左右の羽が大きさも形も違うのは、遠近感や、見る角度によって形が違うリアリティーを出すことで、力強さを動きを表現するためです！！

長い羽を見ると左の羽に比べて右の羽は、若干細部の彫りを省略してあるようにも見えますが、これも遠近感を意識しているかのように思えます。

深く湾曲した羽には、リアリティーを感じる線が見事に彫られ、マットな仕上げになっているので、ライティングによって、とても立体感のある見事な造形を感じるのです！
これはスタッフの撮影技術が良いだけではなく、実物の造形と仕上げが素晴らしいからなのです！

大きく開いたグリフィンの口には、約0,6ctのとてもクリーンで輝きの強いダイヤモンドが加えられていますが、これは『黄金を発見し守るという伝説』
を象徴しているのかも知れません。

ライオンの足は鍛えられた筋肉をイメージする力強いものです。

そして一番下に下がる天然の真珠は、このグリフィンの傑作に相応しい非常に面白い形の珠が使われています！！
ここに真円の真珠下がっていたらせっかくの個性溢れる造形が台無しになっていたことでしょう。
このような独特の形の真珠こそ、このグリフィンにぴったりなのです！

こういう珍しい形の天然真珠は、その時に探してもすぐに見つかる訳ではありません。
だから優れたジュエリーを作り職人は、普段から特別の作品の為にこの真珠のような貴重な素材を集めているものなのです。

頭部側面や首の荒々しい羽毛の表現が見事です！

足の筋肉は迫力満点ですし、ヌーボーならではの曲線の植物との組み合わせは秀逸です！

そして一番下に下がる天然の真珠は、このグリフィンの傑作に相応しい非常に面白い形の珠が使われています！！
ここに真円の真珠下がっていたらせっかくの個性溢れる造形が台無しになっていたことでしょう。
このような独特の形の真珠こそ、このグリフィンにぴったりなのです！

こういう珍しい形の天然真珠は、その時に探してもすぐに見つかる訳ではありません。
だから優れたジュエリーを作り職人は、普段から特別の作品の為にこの真珠のような貴重な素材を集めているものなのです。