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ハンティング ブローチ 「雁」 フランス 1860年頃 オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド、 クッションシェイプカット・ダイヤモンド ローズカットダイヤモンド ルビー ゴールド&シルバー 3,1cm×2,1cm Sold |
まるでモザイクのように、いろいろな形でいろいろなカットのダイヤモンドを使っているのが非常に面白い!! それにとても上質の照りの良い石ばかりを使っているし、この時代としては珍しいオープンセッティングなので、ダイナミックなシンチレーション(光の動き)は本当に見事です!!♪ 同じカットの石ではなく、形もカットもすべてが違う石なので、複雑なその複雑な輝きが魅力なのです!! しかも立体的な作りなので余計美しく輝いているのです! この「雁」のモチーフのハンティング・ブローチは、貴族の女性が狩りに行く時に付けた物ですが、狩り行く時の洋服に付ける為にわざわざ作らせるというのだから、今では考えられない贅沢なことです! 昔の貴族の狩りはスポーツ&ピクニックといったものです。 トルストイの「戦争と平和」に当時のロシア貴族の狼猟の様子が詳細に記述されています。 貴族は2輪馬車に乗り、多くの従者を従えて数10頭のボルゾイを群れで走らせ、数日間も領地を巡ったと言われます。 皇帝による狩猟の規模はさらに壮大で、想像を絶するものです。 100頭以上のボルゾイと同数のフォックス・ハウンド、何百と言う馬や人などを運ぶ特別列車が狩猟場に向かう国家行事であったのです。 食事の時に使う器もすべて高価な磁器やグラスそして銀器などを使っていたし、料理人まで連れて行ったのです。 そう考えると、この「雁」のモチーフのハンティング・ブローチの贅沢さが理解出来るというものです! やはり、貴族が作らせたジュエリーが、石、作り、デザインのすべてが揃った第一級のグレードです! こんなに小さなブローチなのに、これだけのダイヤと素晴らしい作りは普通ではあり得ないぼです! これだけの特徴と魅力を備えたブローチですが、指輪に比べたら確実に割安だなと思いますね。 |
小さなローズカットダイヤモンドまでもが上質の石が使われています。 |
ダイヤをダイヤで留めているような驚きの留め方です! |
いろいろな形のローズカットダイヤモンド! |
胴体が少しふくらんだ立体的な作り! ブローチのストッパーも当時の最先端! |
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厚みのあるダイヤモンドが使われています! |
立体感のある作りです。 |
斜めから見ても美しい! | |
オープンセッティングだから奇麗な輝き!でも当時としてはとても珍しい物なのです!それはまだダイヤモンドの産出量が少なく上質の石が極めて少なかったからです。 |
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