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中世 サファイヤ リング フランス 中世(14世紀) サファイヤ、 22K サイズ 8(変更可能) Sold 中世のサファイヤの指輪には何か惹かれるものがありますね。 この指輪は素朴で中世の雰囲気が良く出ている指輪です。 そしてこの指輪は中世の指輪としては石が大きく、何とも言えない美しい色合いと独特の雰囲気を持っているのが魅力です。 当時フランスでも若干のサファイヤが採れた記録はあるようですが、この石はセイロンの上質のサファイヤのようです。 大航海時代以前ですから、遙々シルクロードを経て運ばれたサファイヤでしょう。 当時の交通事情から考えてもそれが如何に大変な事であるか想像出来きますね。だから中世のサファイヤの指輪は相当身分の高い人が付けたであろう高級な作りでも石が小さいのだと思います。 カタログにある中世の鐙型サファイヤ・リングと比較すれば一目瞭然です。この指輪はルーブル美術館と大英博物館に所蔵されている同じタイプの指輪に優るとも劣らない名品です! 中世のサファイヤの指輪では、このぐらいの大きさがある石は例外的な物なのです! ゴールドは22Kぐらいのハイキャラットゴールドで、800年もの時を経たゴールドならではの古(いにしえ)の輝きを感じます! そして中世の指輪を自分の指に填めていると、単なる美術工芸の魅力だけではなく、何か心に訴えて来る精神性のようなものが感じられるのです。それは権威のシンボルと言うよりは、高位の聖職者が装飾性を省いたシンプルな美しさを求めたからなのでは・・・、などと考えています。 ルネッサンスになると一挙に装飾性が強いデザインになるのが不思議です。 |
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この時代はまだダイヤモンドを使ったカッターが無かったので、多面体にカットしたファセット・カットは無く、すべて丸くするだけのカボッションカットしかありません。それもこのように歪なのが特徴です。でも石の留め方はとてもしっかりしているので、800年もの時を経ても外れることはないのです! | 斑のある自然な美しさで、クローズドセッティングなのにとても透明感があるのが驚きです!! |
可成りの厚みがあるサファイヤで、クローズドセッティングなのにこの透明感が素晴らしい!♪ | |
ゴールドの傷跡さえも、800年の時を経た勲章のようなものだと言えます。 | |