グレコ・ペルシャ スカラベ  アンティーク
古代ギリシャ インタリオ アンティーク
粘土に押した画像

実粒大100円玉の大きさが解る画像 

グレコ・ペルシャ スカラベ 

古代ギリシャ 紀元前5世紀〜紀元前4世紀
アゲート、
シャンクはルネサンス特性 22K
サイズ 13,5(変更可能)
1,8cm×1,2cm×1cm
Sold
このスカラベは、極めて珍しいアゲートを使っているうえに、力強いタッチで彫ったケンタウロスのインタリオが彫られています!

グレコ・ペルシャつまり、古代ギリシャと古代ペルシャの文化の融合を感じさせるデザインは、エキゾチックでユーモアも感じるような実に面白いものです!

三つの色の層を持つアゲートは、スカラベの部分が白で一見柔らかそうにも見える不思議な魅力を感じます。

スカラベの目の部分は、上の層のを彫り残して表現しているのですが、中央に黒っぽい部分があり、まるで目玉のようで実に面白いです!

しかも片目なのは、片方の目だけをかろうじて彫り残せるだけの状態の石だったということだ思います。

僕は、作者がとてもユーモアのある独創的な物を作ることが出来る人物だったと思います。だって片目の白いスカラベをつくっちゃんですからね〜(笑)

念のために言っておきますが、スカラベの目は描いたり後で付けたりした物ではありません。だから片方の目は後で取れた訳ではなく最初から独眼のスカラベとして作っているのです!
何とユーモア精神溢れることか、これを作った作者に会えるものなら会ってみたいものです。

このアゲートは、白い層の下が黄色みを帯びたベージュですが、側面の画像で見ると可成り透明感のある石であることが分かります。
しかもケンタウロスを彫ってある部分は少し薄色の層なので、このアゲート三層の層を持つとても美しく貴重なアゲートなのです。

スカラベは古代エジプトが本家ですが、ほとんどの物はスティアタイトのような沢山採れる柔らかな石を彫った物で、古代の物でも結構数があるのでそれほど高価な物ではありません。

でも古代ギリシャとエトルリアでもスカラベは作られており、スイベル(回転)式の指輪に作られていますがとても少ないです。

スカラベの裏には、ペルシャ風のケンタウロスがインタリオとして彫られていますが、最初粘土に押した時になかなか細かな線が出なく何故だろうと思ったのですが、強く押すと細かな線まで浮き彫りになりました。

これは普通のインタリオよりも深く彫ってあるからなのです!

その彫りはとても力強いいきいきとした彫りで、粘土に押して浮き彫りが現れた時は感動します♪

このスカラベが作られたのは、紀元前5世紀〜紀元前4世紀頃ですが、これは紀元前492年から紀元前449年のペルシャ戦争の前の時代で、あのレオニダス大王の前の時代なのです。
如何に古い時代の貴重なスカラベ&インタリオであるかがお解り頂けると思います。

これこそ、ヨーロッパのミュージアムに収まっているようなミュージアム・ピースと言える極めて希少価値のあるスカラベなのです!!

   
 


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