オーバルカット・ダイヤモンド　リング　アンティークジュエリー


	アールデコオーバルカット・ダイヤモンド　リングフランス　1920年～1930年頃オーバルカット・ダイヤモンド（約0,5ct）オールドヨーロピアンカット･ダイヤモンド、プラチナベゼル1,2cm×1cm サイズ　14（変更可能）このオーバルカット・ダイヤモンドは、ファンシー・シェイプカットと言われる変形のカットの一つで、アンティークジュエリーでは滅多に見ないカットです！放射線を当てたりした人工処理された現代のダイヤモンドとは違い、アンティークジュエリーに使われているダイヤモンドは、天然のダイヤモンドで天然のままのダイヤモンド（ナチュラルナチュラル）ですから、このオーバルカット・ダイヤモンドは、貴重な石なのです！オーバルカット・ダイヤモンドは、オールドヨーロピアンカット･ダイヤモンドと違い楕円計なので、原石からカットする時の歩留まりが悪く割高になることと、高度な技術を持つダイヤモンド・カッターでないと、仕上がりの形状とバランスが崩れ、美しい輝きが発揮されないのです。オーバルカット・ダイヤモンドは、オールドヨーロピアンカット･ダイヤモンド（ラウンド・ブリリアンカット）とは違う、独特の輝きがあるのが魅力です。この指輪のオーバルカット・ダイヤモンドは、オールドヨーロピアンカットの石と同じように厚みのある石でテーブルが小さいカットです。だから、美しいシンチレーション（光の動き）とオーバル特有の輝きの両方が楽しめるダイヤモンドなのです！繊細精緻なミルを打ったベゼルは、センターの石の周りに透かしを入れたスッキリした完成度の高さを感じるものですし、グレードの高い脇石の部分も、フラットではなく、緩やかな傾斜を付けて立体感を出した良い作りです。シャンクは根本の部分が2枚の板状にしてあり、表面の板を湾曲させて先端の鋭角にしたセンスの良さを感じる作りです！一見、何でもないように見えて、実は特別の工夫をした素晴らしい作りなのです！ベゼルの裏の作りもとてもしっかりした良い作りで、80年から90年もの歳月を経ても、まるで今作られたような完璧なコンディションには驚かされます。まあ、それも現代の指輪のようにワックスを使った鋳造ではなく、プラチナの板を叩いて地金を鍛えて作っているからなんですよ。このオーバルカット・ダイヤモンドは、僅かにブラウンがかっていますが、オーバルカットというアンティークジュエリーとしては、滅多に見ないカットなので、十分にお買い得な指輪だと思います！♪ それにお気軽に使える大きさで、シンプルで使いやすいデザインとしっかりした作りなので、いづれダイヤモンドの指輪を欲しいと思っていらっしゃった方には絶好のチャンスだと思います！♪

シャンクに何か変な物が見えますが、これは何かが写り込んでいるだけです。	さり気なく何気なく良い作りのシャンクです！オーバルカット・ダイヤモンドが、少し高くセッテイングしてあるので、とても見栄えがするのです。


	ベゼルの裏の作りはとてもしっかりした物ですし、仕上げも完璧です！オーバルカット・ダイヤモンドのキュレット（石の裏の尖った部分）がオールドヨーロピアンカット･ダイヤモンドと同じように大きくカットされているのが分かります。これがこの年代のカットの特徴なのです。 ←フランスのプラチナのマークが付いています。