エドワーディアンからアールデコの過渡期に作られた可愛いフォルムのネックレスですが、この年代の特徴と魅力満載の物なので、これは皆さんに絶対にお勧めしたい逸品です！！♪

この年代は、ジュエリーの主役だったゴールドを脇役に追いやり、当時として革新的な新素材プラチナが爆発的な人気で主役の座についた時期なのです！

1905年にプラチナの製錬技術に新しい技術が確立してコストダウンが成功したことで、一挙にプラチナを使ったジュエリーの人気が沸騰したのですが、今と比べれば非常に高価で今の数十倍はしたと言われています。

それだけに第一次大戦後に、より一層の技術革新でプラチナの価格が一段と下がるまでは、表面の薄い部分だけがプラチナで、裏面の大部分がゴールドというプラチナとゴールドを貼り合わせた物（ゴールドバック）が圧倒的に多いのですが、このネックレスは、すべてプラチナで作られています！

それだけにアールデコのプラチナ・ジュエリーよりも、高価なプラチナのグラム数を出来るだけ抑えたうえで、耐久力も備えたジュエリーを作ろうとした苦労の跡が見えるのです。そしてそれが結果的に繊細で軽やかな美を感じるダイヤモンド・ネックレスが出来上がったのです！♪

この年代の小型のプラチナ＆ダイヤモンド・ネックレスは、今では絶対に作れないハンドメイドの繊細で美しいプラチナのチェーンとやはり手作りのとても良い作りのボックス型のクラスプが付いているのが特徴であり魅力なのです！！

現代のファッションにも完璧に似合うし、日常の生活の中で気軽に使える使い勝手の良さもあり、大人気でいつも瞬時に小元太マークが付いてキャンセル待ちになるほどなんです。

そんな人気のネックレスの中でも、このネックレスはワンランク上の魅力あるデザインと繊細精緻な仕事で作られたネックレスです！！

デザインは、何とも愛らしい花の形で特徴のあるオープンワーク（透かし）が特徴ですが、このような優美な曲線でこれほど軽やかなイメージのオープンワークは、強靱な素材プラチナだけを使っているから出来ることなのです！！♪

つまり、従来のゴールドバックの物ではここまでの軽やかなオープンワークは出来なかったということなのです！

もちろん繊細な作りでも、100年もの使用に耐えてびくともしない工夫はしてあります。
透かしの大部分は鍛えたプラチナの板を糸鋸で挽いた物で、裏側の縁にはすべてフレームが付けられて補強されているのです。