シードパール ジャボット・ピン アンティークジュエリー シードパール ジャボット・ピン アンティークジュエリー
シードパール ジャボット・ピン アンティークジュエリー シードパール ジャボット・ピン アンティークジュエリーシードパール ジャボット・ピン アンティークジュエリー

シードパール ジャボ・ピン アンティークジュエリー

イギリス 1890年頃
シードパール、トルコ石、15K
2,7cm×1,9cm

ジャボ(jabot)は、フランス語で女性のブラウスやドレス,または17〜18世紀の男性の胸元に垂らすレースや布のひだ飾りですが、このジャボ・ピンのような形態のジュエリーは、19世紀後期からデコにかけて人気がありました。

このジャボ・ピンは、半分にカットしたシードパール(スプリット・シードパール)を使っていますが、このようにスプリット・シードパールを使ったジュエリーは、ヴィクトリア時代後期からエドワード7世時代に人気があった物で英国のアンティークジュエリーの中ではポピュラーな物です。

シードパールを使ったジュエリーは、当時の普及品として作られた物なので、このジャボ・ピンのようにデザインも仕事もとても良い物から雑な仕事の物まで、いろいろあるのです。

剣の柄(手に持つ部分)の形は立体感を出した美しい形ですし、少し大きめの三つの真珠は装飾を施した覆輪で留めてあります。

剣の右端のピンカバーの真珠の留め方も丁寧ですし、手間を掛けた彫金が施されています。

全体に気を遣った丁寧な作りですし、作者のセンスの良さを感じるジャボ・ピです。

デザインと仕事そしてコンディションも良い物は、今ではとても少なくなっていますのでお勧めしたいジャボ・ピンです。

シードパール ジャボット・ピン アンティークジュエリー
シードパール ジャボット・ピン アンティークジュエリー シードパール ジャボット・ピン アンティークジュエリー
シードパール ジャボット・ピン アンティークジュエリー シードパール ジャボット・ピン アンティークジュエリー
ピンカバーの裏の部分を押すとバネでカバーが外れる構造ですが、これもアンティークならではのしっかりした良い作りです。
シードパール ジャボット・ピン アンティークジュエリー シードパール ジャボット・ピン アンティークジュエリー
柄の下部の飾りが立体的な作りになっているのが解ります。 剣の刃の部分は普通のピンとは違って断面が楕円になっているのが解ります。



ページトップ

Free Call 0120 974 384 年中無休。平日 AM 10:00 - PM 11:00 、土日 AM 11:00 - PM 11:00。携帯電話もOK