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マジック・インタリオ ローマ帝国東部、3〜5世紀 碧玉(ジャスパー) 直径 2,2cm(底面部分は2,3cm) 厚み0,6cm 厚みもあるので指輪にするには無理がありますので、ペンダント向きでしょう。 |
カニの彫刻が施された古代ローマの魔術用お守り 円形で厚みのある碧玉色のお守り。表面、裏面共に平らで、縁は斜めにカットされています。表面には精巧かつ詳細にかたどられたカニの彫刻が施されています。カニ(またはカニ座)は、グノーシス神話の重要な要素で、カニ座の守護性が月の女神であるこ 裏面にはギリシャ文字でBAPXAと刻まれていますが、これは天の守護神アブラクサス(ABRAXAS)のつづりを魔術目的で置き換えたものです。縁に刻まれた7つの母音ΑΕΗΙΟVW(ΑΕΗΙΟΥΩ)は7つの惑星を表しており、魔術の呪文として使われていました。 吊るし穴が開けられています。 「魔術目的のお守りの多くにはギリシャ文字の彫刻が施されていますが、魔術の呪文の断片のみが記されているのが一般的です。鏡文字ではないため、印章ではなく病気や危害から身を守るためのお守りであることがわかります。こうしたお守りの大半は、シリア、トルコ、エジプトおよびパレスチナから出土しています。」(M.Maaskant-Kleibrink, 1978) 参考文献:Martin HENIG, Classical Gems..., Fitzwilliam Museum, Cambridge, |