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アールデコ オニキス&ダイヤモンド リング フランス? 1920〜1930年頃 ホワイトゴールド サイズ11号(変更可能) 重量6,6g オニキスの直径0,8cm アールデコでも初期の物は、エドワーディアンの延長線上だと感じられるデザインですが、この指輪のデザインはリアル・アールデコと言いたくなる斬新なものです!! オニキスを使った指輪はデコではポピュラーですが、これほど斬新なデザインの指輪は初めてかも知れません! 面取りをした円形のオニキスにダイヤモンドを埋めて、その上下からダイヤモンドをセットした渦巻き状の二本のラインがシャンク根本に絡むデザインは圧巻です!! 二本のダイヤモンドをセットしたラインは捻ってあるので、正面、少し斜め、側面のどこから見ても美しいと感じるデザインなのです!! 特に側面からは、ベゼル裏の縦長のシンプルな透かしと、三本のシャープなデザインのシャンクが相まって、とてもスタイリッシュなイメージです!! この指輪は本当にどの角度から見ても時代を超えた斬新さを感じる素晴らしい造形なのです!! そしてこの素晴らしいデザインの指輪が作れたのは、並外れた技術とセンスを備えた職人がいたからこそのことなのです!! ダイヤモンドがセットされた二本のラインは、上部から下部にかけて太くなり、それを捻ってある訳ですが、これは一本一本を別々に作って蝋付けしてあるのです。 このようなきついアールの曲線に奇麗に曲げること自体如何に難しいか!! そのうえ二本のラインを僅かに隙間を開けて蝋付けしているのを見ていると、一見シンプルな作りに見えてもさりげなく超難度の仕事をしていることに気づき感動します!! オニキスの右上と左下に小さなダイヤモンドが付いていますが、このセッティングも特別の作りになっています!正面から見た時にダイヤ以外の余分な物が出来るだけ見えないように、長い筒状の先端に石をセットしているのです。この部分はデザイン上重要な役目を担っているので、ここまで手間を掛けて作っているのです! この指輪に使われている金属は、この質感からしてホワイト・ゴールドの可能性が戦いと思われますが、高級なジュエリーはプラチナで作られることが多い中で、優れたジュエリーでもホワイト・ゴールドを意識的に使っていることもあるのです。 現代の腕の良い職人ほど、固くて冷たい感じのするプラチナを嫌い、ホワイト・ゴールドを好んで使う人も多いですから・・。 ※一番小さな石が左右で2個づつ外れていますが、実物は肉眼では見えないほどの小さな石なので、気にならない範囲の欠点です。これだけの素晴らしい要素を備えた指輪ですので、十分に許せる範囲の小さな欠点です。 |
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素晴らしい造形美と完璧な仕事が良く解ります。 | 裏の作りを見ても如何にしっかりした見事な作るなのかが解ります!♪ |