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アンカー(錨) クラバット・ピン フランス 1910年頃 ローズカットダイヤモンド、プラチナ&ゴールド 全長7,8cm アンカー1,8cm×1,2cm アンカー(イカリ)は希望を意味するので人気のあるモチーフです。 プラチナがとても高価な時代の物なので、表面がプラチナで裏面がゴールドです。 この時代でプラチナを使っている物は可成り高級な物として作られた証と言えます。 全体にきりっとした良い作りですが、特にアンカーにロープが巻き付いたイメージを縒り線で表現してあるのが良いですね♪ 実物大の画像を見て頂ければ分かりますが、この縒り線は非常に細い金線を作って縒っているのです!! この縒り線は普通の物とは違い、実際のロープのように作ってあるのが素晴らしい!♪ これだけ細い縒り線は、作るのがとても難しいのです。出来上がった細い金線を買って作る訳ではなく、自分で作るのですが、細ければ細いほど、作っている内に折れてしまうからです。 因みに縒り線の技術は、粒金とともに紀元前からある技術で古代ギリシャやエトルリアでは信じられないようなもの凄く繊細な縒り線や粒金が作られているのです。 このアンカーのピンのようにプラチナを使ったジュエリーが、圧倒的な人気を博するようになると、金細工は衰えて行くので、このようにプラチナのジュエリーに金の縒り線を組み合わせている物はとても珍しい物なのです。 |
プラチナがとても高価な時代の物なので、表面がプラチナで裏面がゴールドです。 この時代でプラチナを使っている物は可成り高級な物として作られた証と言えます。 |