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アールデコ 舞踏会のハンドバッグ 大きさ 15cm×9cm(取っ手含まず) イギリス 1920〜1930年頃 象の皮 金具はシルバー 象の皮を使ったバッグがあるなんて驚きです!!♪ 昔、僕はアールデコのグリーンクロコダイルのハンドバッグを使っていましたが、皮のなめしや染色も金細工などと同じで昔出来たことが出来なくなっているんですよ。 それはたぶん、余りにも手間が掛かるか、有害な薬品を使う必要があるからなどの事情だと思います。 この舞踏会のハンドバッグは、パース(財布)として使う物で、中には舞踏会の手帳が入っています。 とても象の皮とは思えない柔らかな感触で良い雰囲気の皮です。 当時の皮をなめす技術と染色の技術が如何に高かったかの証ですね。 アールデコならではの機能的でシンプルなデザインですが、一見ヌーボーとも思えるような銀の金具は、独特の魅力的なデザインです。 外側と内側にいくつかのポケットがある機能的な作りです。 中に象牙の板が2枚付いていますが、これは舞踏会で踊る順番などを書く為の物です。紙ではなくて象牙の板に書くところに、当時の上流階級の美意識の高さを感じます。 この舞踏会のハンドバッグには、同じ素材の手帳と銀のシャープペンシルが付いています。これは単独でも使えます。 皮には全体に斑点状のシミがあるとはいえ、全体のコンディションはとても良いですし、これだけの希少価値のある物としては十分おつりが来るというものです。 アンティークの贅沢な小物って楽しいですね〜♪ これからはこういう楽しい小物をどんどん探してくれとスタッフに言ってありますので、これからが楽しみです(^_^)v ※シャネルのマニキュアは大きさを解って頂くために置いたものです。 これが付いている訳ではありません(笑) |