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ストーンカメオ ピアス フランス 1840年〜1860年頃 オニキス、18K 5,9cm×1,8cm 重量15,6g アンティーク皮ケース付き フランスの有名な工房“フォントネー”のマークがあっても不思議ではないと思える素晴らしい金細工のピアスです。 古代の金細工に見られるような素晴らしい縒り線、粒金を使った装飾は実に見事です! ピアスでこれだけのハイグレードの金細工の物は希に見る物です! 上下のカメオの間にある横長の棒状の飾りの形と作りも手の込んだ物で、クラシックな雰囲気を感じます。 それにこの部分が表裏とも同じ作りです。 下に下がる飾りは、二つのボールと逆さ水滴型というような独特のデザインなのも面白いですね。 もし、これがペンダントなら¥598,000-の半分で¥299,000-ですから、これだけの希少価値のある素晴らしい金細工であることを考えると安すぎるというものです!(笑) アンティークのピアスでも、ほとんどが宝石を留めただけのシンプルな物がほとんどで、優れたデザインで作りも良いものはなかなか無いものなのです。 ピアスはヨーロッパでは人気のあるアイテムですし、ペンダントなら二つ分の価格ですから、良い物はどうしても割高になってしまうのですが、その点、このカメオ・ピアスは可成り割安なプライスだと思います! |
粒金を使った葡萄の金細工は、実物が小さな物であることを考えると、非常に高度な技術を持った職人でないと絶対に出来ない細工です!! 実物大に近い小さな画像では、細い縒り線がつぶれてしまって見えませんが、拡大画像では奇麗な縒り線なのが分かります。 縒り線は、二本の金線を縒って作るのですが、1mmの十分の一ほどもの極細の金線を作ること自体が、今では絶対に出来ない高度な技が必要なのです! アンティークジュエリーでも余程のハイレベルのジュエリーでないと、ここまで細い美しい縒り線は使っていないのです!! オニキスのカメオも、この小ささを考えると十分に満足出来る彫りです。 |
この縒り線は当時の最高水準の仕事です!! 太い縒り線と細い縒り線は縒る方向を逆にしてあるから余計に美しいと感じられるのです。 二本の縒り線はどこかでつないである筈ですが、それが全く分からない完璧な細工です!! 縒り線と粒金は紀元前からある細工ですが、縒り線がゴールドジュエリーの装飾では、最も重要な役目を果たしているのです! 二本の金線を均等に美しく見えるように縒るのは至難の技なのです! |
このピアスはいろいろな角度から見ても美しく見えるように作られています。 そして優雅に揺れる構造ですので、耳に付けた時はさぞやエレガントなことでしょう♪ |
ケースを開けた時に美しく見えるように傾斜を付けたセッティングで、ケースもその為に立体的な形なのです。こういうケースもアンティークジュエリーならではの楽しみですね♪ほとんど無くなっているだけに・・。 |