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『マリー・ド・メディシス』 ストーン・カメオ ブローチ フランス 1860年頃 オニキス、18K 3,5cm×3,8cm モチーフはメディチ家からフランスのアンリ4世のフランスに嫁いだマリー・ド・メディシスです。 美しい上質のオニキスに彫られたマリー・ド・メディシスは、1600年頃の独特レースの襟の付いたドレスを着ていますが、これは肖像がを忠実にカメオに再現されたものだからです。 目鼻立ちや顔の輪郭も写実的で優れた彫りだと納得出来るレベルです! そしてこの優れたカメオに相応しい、素晴らしい彫金のフレームもまたこのカメオの見所なのです! |
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上部の帆立貝は、ビーナス(と聖母マリア)に関連するものです。カメオの縁に模様が彫られていますが、たった2mmしかない狭い幅であることを考えると、非常に高度な技術を持った職人の仕事だということが解ります。 |
フレームの左右には植物が彫金されていますが、木の実のひょい面に極小のツブツブを彫った素晴らしい仕事ですし、葉の表現も巧みです!アンティークのカメオのフレームは、名画にはそれに合ったフレームが必要なように、カメオとフレームが一体となった魅力があるのです。 |
フレーム下部のリボンの茎の彫金も見事です!切り口まで彫金が施されています! |