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古代ローマ インタリオ ブローチ 『鞭を持ったアポロ』 インタリオ 古代ローマ 1世紀 カルセドニー、18K ブローチ部分の金具は1872年 フランス ブローチの大きさ 1.7cm×3.1cm インタリオの大きさ 1.4cm×1.1cm アポロンは空を駆け巡る時にクアドリガと呼ばれる4頭立ての馬車に乗っていて、その馬をうつ鞭をもっています。 このブローチは小さな物ですが、存在感がりますね〜♪ 何といっても古代ローマのインタリオならではの石の質感と珍しいモチーフが非常に魅力があります!! 半透明で美しい斑のあるカルセドニーは、18世紀後期から19世紀初期のインタリオとは比べものにならない程、自然な石の美しさを感じさせる色合いと透明感があります!! そんな石に2000年前も前という時を感じさせるアポロの彫りは、本当に幻想的な美を感じさせものです!! 石がフラットではなくカボッションカットで、オープンセッティングだけに石の透明感により、美しい斑がよりいっそう美しく見えるのです。 このインタリオが作られた当時は、オープンセッティングだった筈なので、作られた当時よりも美しい物になっていると思いますね。 ブローチの裏に1872年6月12日と刻まれていますが、19世紀のブローチで古代ローマのインタリオを使った物は初めてかも知れません! 古くてもせいぜい18世紀後期のインタリオを付けた物が普通ですからね。 このブローチの作りは古代ローマのインタリオに相応しい物で、これを作った職人のセンスの良さと技術の高さには脱帽です!! 石を留めている縁の装飾は独特の物で細く美しい縒り線と相まって、古代ローマ時代に雰囲気をとても良く醸し出しています!! バーの左右の縒り線を使ったデザインも秀逸です。 19世紀という時代では、古代ローマのインタリオは、貴族などの特別の人だけが、手に入れることが出来た訳ですから、このブローチは間違いなく特別にオーダーされて作られた物なのです! |
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『鞭を持ったアポロ』は、クアドリガと呼ばれる4頭立ての馬車用の鞭を持ったアポロを彫っていますが、とても珍しい構図です! |
年号が刻まれていることからも、特別にオーダーされたブローチであることが分かります。 |
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石の裏は長い間、指輪にセットされていたと思われる状態です。 | ブローチは全体にしっかりした作りです。 |