アールデコ　 カリブレカット・ルビー＆ダイヤモンド・リング

フランス　1920年〜1930年頃
ベゼル1,1cm×1,1cm 重量2,7g　サイズ12号（変更可能）

スタイリッシュなデザインで、カリブレカット・ルビーのカットとセッティングはデコのトップレベル！！
もちろんダイヤモンドも上質です。

カリブレカット・ルビーは、サファイヤを使った物よりぐっと少ないのです！

全体的に小振りな印象のアールデコのリングです。

正四角形のイメージの中に曲線を用いた優れたデザインはデコの直線的な美だけではない、どこか優しげな印象を与えます。

中央に質の良いダイヤをセットし、周囲はカリブレカットのルビーで囲まれています。カリブレカットのテクニックはとても高度なもので、特に円形の形に隙間なくルビーをセットしているのは作り手の高度な技術によるものです。カリブレカットルビーはカリブレカットサファイヤよりも貴重で高価で、このようなアールデコのリングの良い物は近年では本当に数が少なくなってきました。

作りが良いと感じるのはもちろんカリブレカットのテクニックだけではありません。ルビーの回りには透かしのデザインが取り入れられ、緩やかな曲線のベゼルやシャンクには小さなダイヤがきっちりと留められています。小さくても綺麗に輝く質の良いダイヤモンドは控えめでいながら上品な印象を与えます。

高度なテクニックによる完璧な作り、質の良い宝石、プラチナの輝き、アールデコの特性を生かしつつ曲線を取り入れた優雅なデザイン、小振りで上品な印象のリングは日本人の感性にぴったりのリングと言えるでしょう。